マツコ、「女性をちゃん付けするおじさん」が嫌がられるのは 「それ以前の行いが良くない」「全然嫌味にならない関係性を築けてる人ならいい」 | キャリコネニュース
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マツコ、「女性をちゃん付けするおじさん」が嫌がられるのは 「それ以前の行いが良くない」「全然嫌味にならない関係性を築けてる人ならいい」

マツコ・デラックスさん

マツコ・デラックスさん

マツコ・デラックスさんが3月23日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、「女性に”ちゃん”付けして嫌がられるおじさん」についてコメントした。

番組では、「女性が『ちゃん』付けで呼ばれることに嫌悪感を覚える理由」という夕刊フジのコラムを紹介。女性から、「おじさんにちゃん付けで呼ばれて本当に嫌」という話をよく聞くが、「ちゃんは基本的に子どもを呼ぶ際に使用することが多いため、どうしても格下に見られていると感じてしまう」などと記事では考察していた。これにマツコさんは、

「毎回こういう話題になったときにこういう結論になってしまうので、本当に世のおじ様たちに申し訳ないですけれども、人によると思います」

と語った。(文:okei)

「言ってかっこいい人と、お前が言うなって人がいる」

マツコさんは、女性の視点から「なんとかちゃんって呼んでも、全然嫌味にならない関係性を築けてる人だったら全然嫌じゃないです。同性になんとかちゃんって呼ばれるのと同じぐらいの感覚で受け止められる人もいるのよ」と語り、

「ちゃんって呼んで嫌がられてるとしたら、それ以前の行いが良くない」
「あと、見た目も……。ちゃんって言ってかっこいい人と、お前が言うなって(人がいる)」

とコメント。それは、決して「ビジュアルがいい」ということではなく、例えば司会の大橋未歩さんを「大橋ちゃん」と言ってそれがサマになる貫禄がある人や、チャラい事がキャラとして成立している人ならいいという。

「でも、普段はすごい真面目な感じの、流行りものじゃないスーツを着ているようなおじさんが『ちゃん』とか言ってきたら、なんかあんじゃないかって思うよね。キモいよね」

と指摘した。見た目の良し悪しではなく、普段の立ち居振る舞いやそれまで築いてきたイメージ・関係性などが、「ちゃん」と呼んでいい距離感に大きく左右するということだろう。

若林史江「『さん』付けの人は、一線を引かれているような気がして懐に入れない」

しかし株式トレーダーの若林史江さんは、おじさん好きということもあり、ちゃん付けが嫌ではないという。マツコさんが若林さんに対して「(同番組プロデューサーの)大川さんみたいな、輩みたいな人が言うならいいけどさ。急に重役が下りてきて『若林ちゃん今日も元気ね!』って言われたら嫌でしょう?」と話を振った。

しかし若林さんは、「ちゃん」と呼んでくれる人には「甘えてもいい、何かお願い事をしてもいい」と思えるから嫌ではないとして、

「逆にどんな席でも『さん』付けの人は、一線を引かれているような気がして懐に入れない」

と語っていた。

日本語は上下関係や立場を示す言葉のバリエーションが豊富で、呼び方のアレコレで人間関係の親しさの度合いまで変わってくる。だからこそ、おじさんたちは女性と距離を詰めたくて親しげに「ちゃん」付けするのだろう。しかし、マツコさんの言うように、それを言っていいかは人による。特に仕事上では、女性にとって大きな違和感になりかねない。結局、逆効果になることが多いのが現実というものだろう。

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