テレワーク中の夫「専業主婦の妻が家事育児を頼んでくる」と怒り 「少しくらい手伝うべき」「勤務中は仕事に集中すべき」など賛否 | キャリコネニュース
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テレワーク中の夫「専業主婦の妻が家事育児を頼んでくる」と怒り 「少しくらい手伝うべき」「勤務中は仕事に集中すべき」など賛否

テレワーク中の夫と専業主婦の妻

テレワーク中の夫と専業主婦の妻

テレワークが増加する中、家庭内での悩みも増えているようだ。ヤフー知恵袋に4月中旬、現在テレワーク中という男性からこんな投稿があった。専業主婦の妻から、「どうせ家にいるなら何か家事して」「ちょっと買い物に行くから子供を見ていて」などと頼まれ、妻から勘違いをされて困るという。

投稿者は「空いている時間は休憩時間だし、家にいても勤務中です」という考えで、

「夫婦両方テレワークなら話は別問題ですが、どちらかが専業主婦の場合は考慮されるべきですよね?」
「どうやって公私混同の妻にわからせればいいですか?」

と問いかけた。(文:okei)

「専業主婦ならそれが仕事なんだから責任持って仕事しろ」

投稿者は、「毎日うるさいため8時半から17時半まで自室に鍵をかけてこもり、公私を分けるため昼食は出前をとっている」という。勤務時間が終われば何でも手伝っているので、「それでも文句があるのか?と言いたいですよ」と怒り心頭だ。つまり妻は専業主婦なのだから、夫が仕事中は家事育児を一人でこなすべき、という主張だろう。

質問に対する回答は、賛否両論に分かれた。夫に理解を示す回答は、「奥さんは夫婦協力の意味を履き違えてます」「勤務時間中は仕事に集中するべきだし、その義務がある」として、

「専業主婦ならそれが仕事なんだから夫が勤務中の時くらい責任持って仕事しろって言いましょう」
「今後、その様な事があれば『勤務時間中に家事なんてしたら、俺は給料泥棒になる』と言ってやればいいんです」

などとアドバイスしていた。確かに、家にいるといっても仕事中ちょくちょく他のことを頼まれれば煩わしいし、効率も下がってしまう。会社からリモートで勤務状況がわかる場合もあり、少しでも「サボリ」の印象を与えれば致命的に評価が下がることも考えられる。

先日はキャリコネニュースに「リモートの行き着く先は大量解雇?」という記事もあった。「リモートワークで有能無能がはっきりした、これからは大量解雇の時代になる」との管理職の持論が注目を集めたという内容だ。

「子どものいない専業主婦ならともかく、子どもがいるんですよね?」

一方で、回答には妻側の立場で「少しくらい手伝うべき」とする人も相次いだ。

「テレワーク側は考慮されて、テレワークを受け入れてる奥様は考慮されないのですか?」
「今のご時世こんな人がいるなんて驚きました。もう令和なのにね。子どものいない専業主婦ならともかく、子どもがいるんですよね?」

など、「子育ては夫婦の責任」という理屈で夫を責めていた。これに投稿者は「勤務時間が終わったら普通に手伝っているからいいんです」と反論している。

他方、回答には「現在夫がテレワーク中です」という専業主婦からの声もあった。夫が在宅勤務になるときに夫婦で話し合い、声をかけて良い時間帯などを決めたという。子どもが勘違いしないよう、夫にスーツに着替えてもらっているという人もいた。いずれも「仕事の邪魔をしたくない」気持ちだったそうで、妻との話し合いを薦めている。

投稿者はもちろん話し合っているそうだが、妻は理解しないという。妻のことを「図々しい性格」「テレワークの意味も分からないバカさ加減」などと書いており、「DVにならないだけマシと思わないのかね?」などと吐露。つまり手のつけようもないほど不仲になっているのだ。

妻も配慮が必要だろうが、夫の態度も相当ひどいことがうかがえた。人は緊急時に人間性が表れるもの。せめて自宅待機の日々が一日も早く終わってほしいと願うばかりだ。

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