文系男子ランキングでは、首位の「伊藤忠商事」のほか、2位「三菱商事」、4位「住友商事」、5位「丸紅」、10位「双日」とトップ10に総合商社5社ランクイン。理系男子でもトップ3が「三菱商事」「伊藤忠商事」「住友商事」となり、5位「三井物産」、7位「丸紅」、10位「双日」とトップ10に総合商社が6社ランクインした

文系男子は3位「東京海上日動火災保険」、7位「日本生命保険」、8位「三井住友海上火災保険」、9位「大和証券グループ」と生損保、証券大手がトップ10に4社ランクインした。一方、メガバンクは文理男女問わず20位圏外となった。

運輸業界は「東海旅客鉄道」が文系・理系男子ともに6位、「東日本旅客鉄道」が文系男子18位、理系男子8位となり、総合的に順位を上げた。一方、2月頃から新型コロナウイルスの影響による入国制限等により業績悪化が顕在化していた航空業界は、20位圏外と後退した。

女子は女性活用積極企業に人気が集中

文系女子では、2年ぶりに「東京海上日動火災保険」が首位に返り咲いたほか、6位に「三井住友海上火災保険」と2大手損害保険2社がトップ10にランクイン。

その他トップ10に「伊藤忠商事」「森ビル」「全日本空輸」「丸紅」「三井住友海上火災保険」「日本航空」「三菱地所」「三井物産」「住友商事」が入った。総合商社4社、デベロッパーが2社ランクインし、文系男子同様人気が際立った。

理系女子では食品業界人気が目立ち5位「サントリーグループ」はじめ、6位「味の素」、7位「明治グループ（明治・Meiji Seika ファルマ）」がトップ10入となった。

総合商社は昨年に引き続き、3位「伊藤忠商事」、8位「三井物産」、9位「丸紅」、10位「兼松」が上位10社にランクイン。文理男女共通で商社人気の高さが際立った。