“男性はお金を稼いでなんぼ”という価値観に縛られ、自分を追い詰めてしまう男性もいるかもしれない。こうした男性に対して、パートナーはどのように接すれば良いのだろうか。ガールズちゃんねるに5月15日、「夫の低年収『給料低くてごめんね』←どう返事してますか?」というトピックが立った。
介護職の夫は自分よりも給与が低く、資格手当をもらうために介護福祉士の資格を取得するべく勉強に励んでいる、というトピ主。だが、夫は勉強が苦手であるため、内心は不安に思っている。将来の話をした時には「給料が低くてごめんね。苦労かけるね」といつも言われ、どのように返せば良いか悩んでいるようだ。(文:石川祐介)
「構ってちゃんっぽくて面倒臭い」と辛らつなコメントも
この相談に対して多く寄せられたのは、夫を責めるコメントだ。
「暗い気持ちになるね。言わないで欲しい」
「一回冗談で言われたことあるけどなんかショックだった。『なんでそんな事言うの?私がそんな風に思ってると思ったの?お仕事、頑張ってしてくれてるじゃん!!』って泣きそうになりながら言ったら謝られた」
毎回言われると、言われる側のテンションも下がってしまう。「こんなに夫を追い詰めてる自分が悪いのかも?」と自分を責めかねない。事実であっても、否定的な発言は控えたほうがいい。
「そんな事言ってる暇あるなら、さっさと資格取って稼いでこいって言う」
「毎回『給料低くてごめんね』って言われたらうざいかも。いつまでもうだうだ言ってないで勉強するか転職しろって思う」
また、謝るくらいなら勉強するなり転職活動するなり、現状を打開するための行動をするべきという手厳しい声も寄せられた。「優しいんじゃなくて構ってちゃんっぽくて面倒臭い」と夫の性格に嫌悪感を示す人もいた。
「低収入の自覚があるだけまだいい」
一方で「『何言ってんの!立派な仕事じゃん』って言うかな私なら」と夫をねぎらう人もいた。
「『私も働いてるから大丈夫だよ!協力してやって行こう』って言うしかない。私はそう言ってる」
「うちと似てる。『稼いでくれるだけ嬉しいよ。自分も頑張るね』と返す。本当に本心でそう思うから」
一緒に頑張っていこう、と前向きな声かけをしてあげると良いのかもしれない。夫婦のどちらかが不安定になることは往々にしてあるため、今はトピ主が夫を支えてあげる時期なのだろう。
「低年収だって自覚があるだけまだいいよ。うちの夫なんて年収450万なのに高年収だと思っているんだから」
このほか、低収入を自覚していることを評価する人も。「自分は稼いでいる!」と勘違いされるよりは、稼ぎに対してネガティブでいる方が浪費家になるリスクが下がるため、むしろいい夫のように思える。収入面以外に問題がなければ、そこまで気に病む必要はないのではないかもしれない。