IT企業のタンタカは、20代独身女性のお金に関する調査結果を発表した。調査は6月9日~12日に実施し、20代独身女性500人から回答を得た。
回答者の職業は、正社員(38.6%)、パート・アルバイト(19.4%)、学生(10.8%)、無職(10.2%)、契約社員(7.4%)、派遣社員(6.2%)、個人事業主(4.4%)など。
結婚相手に求める年収「200万円未満でも可」という人も4.6%
副業を含む現状の給料で、最も割合が多かったのは「15万円~20万円未満」(26.4%)。以降は、「20万円~30万円未満」(22.2%)、「1円~5万円未満」(17.6%)、「5万円~10万円」(12.8%)、「10万円~15万円」(12.4%)と続いた。
月々の生活費以外に使うお金は「5万円未満」が計76.2%だった。使い道トップ3は、「洋服代」(15.87%)、「化粧品・コスメ」(13.40%)、「スマホ・携帯の利用代金」(10.92%)となっている。
今の生活について、「余裕がない」と回答した人は50%。カードローンやキャッシング、消費者金融の利用経験がある人は約3割。貯金額は「0円」(17.4%)、「1円~5万円未満」(66.0%)で8割を超えた。
結婚相手に求める最低限の年収は、「300万円以上」が最も多く25.8%。で、「400万円以上」(21.4%)、「500万円以上」(21.2%)、「200万円以上」(11.6%)と続いた。
「200万円未満でも可」という人も4.6%おり、「700万円以上」(4.0%)を上回った。600万円以上と回答した人は計15.4%となった。
一方、老後のお金に不安があるという人は89.4%。同社は、2019年に「老後2000万円」という言葉が世間を賑わせたことから、「20代独身女性の約9割が老後に不安を覚えるような現代社会はやはり残念です」とコメントしている。