平均よりも長い睡眠を取る傾向のある”ロングスリーパー”という人がいる。この人たちはどのような生活を送っているのだろうか。ガールズちゃんねるに6月23日、「ロングスリーパーの人、1日何時間寝ますか?」というトピックが立った。
生まれながらのロングスリーパーだというトピ主は、夜泣きのない赤ん坊だったという。若い時は12時間睡眠、生理前だと24時間寝ることもあり、40歳を過ぎた今でも1日10時間は眠りたいという。しかし、最近は忙しくて1日7~8時間しか寝ることができず、常に睡魔に襲われている。(文:石川祐介)
「仕事の日以外はほぼ一日中寝てた。病院では鬱っ気があると言われた」
トピ主同様、ロングスリーパーの人達がコメントを寄せた。
「10時間は寝たい。仕事で6時間とかしか寝れない日は頭が働かない。休日はずっーと寝てる」
「普段はなかなか睡眠時間をたっぷり取れないけど、休みの日とかは12時間くらい寝ちゃう。いつも眠い」
貴重な睡眠時間を仕事に捧げ、そのツケを休日に返済している人は多い。中には、「本当に寝ないと体調悪くなるので寝ないといけません。働けないので保護受けてます」という声も見られた。
「仕事の日以外はほぼ一日中寝てた。病院では鬱っ気があると言われた」
「常に眠い。1度なにかの病気かと思って病院に行ったら『脳のエネルギーとか使い方が下手で燃費悪い人はたくさんいるから気にしなくていいよ』って言われた」
ロングスリーパーであることを理由に病院に足を運ぶケースは珍しくなく、同じ症状であってもその理由は十人十色である。たとえ周りにロングスリーパーがいても安易に一括りにしないほうが良いだろう。
ショートスリーパーからの「そのぐらい寝てみたい」と羨望の声も
ロングスリーパーであることは一般的な遊びをするにもハードルが高く、「映画館とかいくと爆睡。気がつくと終わってる」と映画館での映画鑑賞が難しいようだ。
「8時間寝ても眠い。9~10時間寝たい。友達と旅行とか行って夜更かし→早起きとかするのものすごく辛いから旅行には行きたくない」
さらには友達との旅行も十分に楽しめないという声も。ロングスリーパーの人はロングスリーパーではない人と一緒にいると、いろいろ気を使っているのかもしれない。
「そのぐらい寝てみたい。12時に寝て4時に目が覚める。物心ついた頃からずーっとそんな感じのショートスリーパーです」
「平均4時間ショートスリーパーからしたら、そんなに寝る時間が作れる事が羨ましい。好き好んで4時間しか寝ない訳でなく時間が足りないから」
ロングスリーパーであることの様々な苦労が散見されたが、体質的、時間的なことから”ショートスリーパー”となっている人からの羨望のコメントもある。どちらも生き辛さを抱えているようなので、ロングスリーパー、ショートスリーパー、各々の生き方が社会に受け入られるようになってほしい限りだ。