昆虫食を販売するTAKEOは7月1日、国産昆虫シリーズ第3弾として冷凍品の「昆虫干物 広島こおろぎ」(税込2280円)と、常温品の「昆虫ロースト 広島こおろぎ」(税込2080円)を発売する。
アーモンドを食べて育ったフタホシコオロギを使用。通常のコオロギの1.7倍もの脂質が含まれており、同社はリリースで「コオロギ界の大トロ」と称する。味については、
「脂は主にアーモンド由来で、コオロギ特有の臭みがほとんど無くアーモンドの甘い香りがすることが特徴です」
と説明する。広島こおろぎの脂質の約7割は不飽和脂肪酸で、アーモンドと同じくオレイン酸、リノール酸が豊富に含まれている。
コオロギの干物は、軽く炙って塩を少しつけて食べるのがおすすめ
「昆虫干物 広島こおろぎ」は、半乾燥の干物を冷凍したもの。ジューシーさとザクザクとした食感を楽しめるという。自然解凍をしてそのまま食べられるが、加熱するとアーモンドの甘い香りが漂いジューシーさがより引き立つ。
軽く炙って塩を少しつけて食べるのがおすすめだといい、「広島こおろぎの甘さやうまみが最大限味わえます」と説明する。
常温品の「昆虫ロースト 広島こおろぎ」は、乾燥後にローストしたもの。食べやすいサクサクとした軽い食感と、ローストアーモンドのような甘い香ばしさが特徴だ。スイーツとの相性が良く、特にチョコレートに合わせるのがおすすめだという。同社は「こおろぎの香ばしさとサクサク食感、複雑なうま味が意外にも合います」としている。
ほかにも国産昆虫シリーズ第1弾の「昆虫煮干し 京都こおろぎ」、第2弾の「福島・ソース味 二本松こおろぎ」、第3弾の「昆虫ロースト 広島こおろぎ」を詰め合わせにした「国産こおろぎ 食べくらべセット」や、釜揚げしらすのような「昆虫釜揚げ 京都こおろぎ」も発売する。
食べくらべセットはコオロギの個性に合わせて加工するこだわりが感じられる商品となっている。釜揚げ京都こおろぎについては「これからの暑い季節、冷奴や大根おろしと合わせてお召し上がりください」とコメントしている。