お客様の課題に踏み込んだ提案を──MBPジャパンをリードする松井の営業スタイル | キャリコネニュース
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お客様の課題に踏み込んだ提案を──MBPジャパンをリードする松井の営業スタイル

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MBPジャパンのソリューション営業部に所属する松井 勇樹(まつい ゆうき)。入社から間もないながら営業の中心メンバーとして活躍している松井は、営業職以外のさまざまな経験を経て今のポジションに至っています。これまでのキャリアと、自身の求める仕事へのやりがいについて語ります。【talentbookで読む】

気軽なコミュニケーションを取り続けること

松井は2020年2月にMBPジャパンに入社し、2020年6月の現在はソリューション営業部に所属しています。

チームメンバーはマネージャーや営業サポートも含めた6名の体制ですが、純粋な営業担当は3名しかいません。そのうちのひとりとして多くのお客様との窓口となり、日々のやりとりを担当しています。

何事にも嫌な顔ひとつせず、明るく積極的に取り組む姿勢は社内で評判です。いつも元気にふるまう松井の存在が、会社の雰囲気をより明るくしてくれています。

松井 「日々の営業活動や社員とのやり取りの中で意識していることは、気軽なコミュニケーションを取り続けることです。

社内では営業メンバーだけでなく、開発部のメンバーにも必ず声を掛けるように意識しています。確認したいことがあった際もチャットツールなどを使わず、直接足を運ぶことで会話の機会を増やすようにしていますね」

一緒に取り組んでいる案件がなくても、それは同じ。営業のやるべきことのひとつとして、開発者のモチベーションを維持することも含まれると考えていると話します。

松井 「新型コロナウイルスの影響により、MBPジャパンでも2カ月間リモートワークの体制を取りました。

この期間に、対面でのコミュニケーションだからこそ伝わる、伝えられることがあるとあらためて実感したんです」

松井がコミュニケーションや人とのつながりの大切にする理由は、前職の経験でその大切さを実感したことが大きいと話してくれました。

松井はMBPジャパンに入社する以前、二社のIT企業での勤務経験があります。

一社目に入社したのはデータ復旧(データサルベージ)のサービスを提供している会社。もともとはPCをはじめとするハードウェアの修理会社でしたが、松井の働きによりデータ復旧を主とする会社に生まれ変わったのです。

お客様の要望から、データ復旧事業の立ち上げ

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当初の松井は営業担当でなく、PC修理の技術者として働いていました。

松井 「PCの修理サービスをしている中で、とあるお客様から『PCは直っても、データは元に戻らないの?』と聞かれたんです。

今でこそクラウドサービスを利用している人が多く、デバイスに問題があってもデータが残るケースは多いですが、当時はPCが壊れたらデータもなくなってしまうことが一般的でした」

お客様になぜデータを復旧したいのか理由を聞くと、「亡くなった方の写真データがあり、お金では買えない価値がつまっているから」と言われ、松井は胸を打たれました。

同時に、このとき“壊れたPCからデータを復旧すること”にお客様のニーズがあるのではないかと感じます。

松井 「お客様のためになんとかしたいと思い、会社の代表に打診してデータ復旧事業を立ち上げたんです。企画者としての責任を持って、データ復旧事業部の事業部長を務めました。

ベンチャー企業だったこともあり、新しい事業部の立ち上げにはやりがいを感じましたね」

松井は7年間その会社に勤め、営業に必要な顧客折衝や提案力を身につけました。ただ売るのではなく、顧客の課題に耳を傾けることで、課題解決型の営業を意識していたと話します。

メイン事業をPC修理からデータ復旧事業へとシフトし、会社として事業拡大の方針を取る一方で、松井はデータ復旧業界が縮小傾向にあると感じていました。

松井 「IT技術が進歩していく中で、今後はクラウドやタブレット端末などにニーズや生活スタイルが変わっていくだろうと考えていました。

そこで、1社目の会社では経験できないことに挑戦したくなったんです。たとえば、DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革に即したソリューションなどですね」

インフラ分野における自分の経験値を増やすため、転職することを決意しました。

大手メーカーなどに応募する中、大手外資のハードウェアメーカーに縁があって入社します。業務内容は一貫してインサイドセールスを担当。およそ3年間在籍しました。

松井 「そこで社員同士やお客様とのリレーションを築けたのは、今の私にとっての財産になっています。

業務でつながりがない人に対しても、仕事以外の話でもなんでもいいので週に1回は連絡をとるようにしていました」

まめに連絡をしていたことがきっかけとなり、「こんな案件、興味ない?」と声を掛けていただけることも。退職した今でも仕事の依頼をいただくほど、良い関係性を築けています。

このとき学んだ人と人のつながりの大切さが、今日の松井の行動に大きな影響を与えています。

もっとお客様の課題に踏み込んだ仕事がしたい

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一方で、業務自体については課題を感じることが多かったと言います。

大手SIerからの提示を受けて見積を作成する業務が大半で、販売店や大手SIerとのやり取りが仕事の8〜9割。直接エンドユーザーに関わることなく、案件が終了になることがほとんどでした。

松井 「『この仕様で決まったので、見積お願いします』というような、ある種ロボットがやった方が効率の良いことも、人海戦術で対応しているように感じていました。

仕様が固まった段階で依頼が来るので、なかなかお客様に踏み込めないのが営業としてもどかしかったですね。

ハードの部分にとどまらず、データの活用方法まで踏み込んだ提案をするなど、顧客の課題解決につながるような働きがしたかったんです」

「自分はハードウェアよりソフトウェアを扱う企業の方がやりがいを感じるのでは」と考えるようになり、転職活動を始めた松井。そこで出会ったのがMBPジャパンでした。

松井は当時利用していたリクルートエージェントに、IT企業でグローバルに関われる、さらに欲を言うとそこまで規模の大きくない会社が良いという希望を出していました。

当時勤めていた会社は規模が大きかったことで、個人の意見が通りづらいと感じていたためです。

松井 「MBPジャパンという会社は、エージェントに紹介されるまで知らなかったんです。

大手SIerなども受けていましたが、その中で独自路線を歩んでいる会社がMBPジャパンだと感じました。MBPジャパンでなら今までの経験を生かせる上に、代表との距離も近いので自分の提案が通りやすそうだと思い、入社を決意しました。

実際に入社してみて、私の直感は間違っていませんでした」

MBPジャパンに入社してまだ半年もたっていませんが、具体的に社内に提案したことがひとつあると言います。

松井 「企業と社内エンジニアのマッチング方法の改善を提案しました。

これまでは、案件ごとに都度開発者の経歴書を先方に送り、企業側とマッチングしたら出向してもらう方法を取っていました。しかし案件がある都度、社内エンジニアの得意分野を毎回確認することに無駄を感じたんです」

そこで松井は社内の全エンジニアにスキル調査を依頼し、スキルマップシートの作成を提案。スキルの可視化により、営業全員が案件の条件に合うエンジニアを確認できるようになり、情報のシェアがスムーズになりました。

組織が小さいからこそ日々の改善点やより良い提案方法などを同僚や上司、代表にすぐ相談でき、社内への浸透もしやすいと話します。

「松井さんが営業だと、すごくやりやすいよ」のひと言

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松井 「やりがいを感じるのは、お客様の案件を営業だけでなく開発者も含めたメンバー全員で議論しているとき。私たちはお客様のために何ができるのかを、メンバー全員本気で考えて提案しているんです。

妥協せずに取り組むからこそ、良い提案ができたときの達成感もひとしおですね」

また、先日開発部の部長に言われた「松井さんが営業だと、すごくやりやすいよ」のひと言。松井にとって、とても嬉しかったひと言です。

松井 「営業って、実は誰からも褒められないポジションだと感じています。営業は仕事を取ってくるのが実務だし、当たり前だと思われているからですかね。前職でも褒められたことはないんです。

MBPジャパンに入社して感じるのは、そういったひと言をいただけること。個人名で『仕事がやりやすい』と言われるのは、やっぱり嬉しいです」

今後は新しい分野でもMBPジャパンを伸ばしていきたいと話します。

2020年現在、会社としてあまり強くないのがインフラ、サーバ構築の分野。一方で、企業側からの需要が多い分野でもあるといいます。それは前職のハードウェアメーカーでも感じていたことです。

松井 「実際、前職の知り合いの方からサーバ構築の依頼をいただくこともあるのですが、現状は引き受けられていません。新しく部門を設立するなどインフラ分野の事業を強化して、今後はその分野の仕事も取っていきたいと考えています。

インフラに限らず、AIなど今まで取り組んだことがない分野についても、積極的にかかわっていきたいですね」

事業部長になりたいといった昇進意欲はそこまでなく、今はお客様のために最前線で課題を解決していきたいという気持ちの方が強いという松井。

MBPジャパンは小さい組織ならではの団結力を生かし、メンバー全員の声に耳を傾けながら、最適なソリューションを提供できるパートナーを目指していきます。

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