3キロと言えば、1.5リットルペットボトルのコカ・コーラ2本分。フライドポテトはマクドナルドやモスバーガーのセットについてくるSサイズくらいしか食べないので、想像がつかない。

ケチャップの小袋が本当に「小袋」に感じられる

デリバリーで頼んで受け取ると、ずっしり重い（サイドメニューだけでも届けてくれるということも今回はじめて知った）。以前、総重量1キログラムのチーズを載せた「ニューヨーカー1キロウルトラチーズ」を頼んだときと同じ特大サイズの箱だった。

ビビりながら蓋を開けると、一面にポテトだった。多分ビュッフェのフライドポテトコーナーに大盛りで盛られているやつの3倍はあるのではないか。人間、大量すぎるものを目前にすると笑いしか出ないことが分かった。ひとしきり笑った後、「これ全部フライドポテトかぁ……」と思った。

全部フライドポテト

ドミノのポテトは今回が始めてだったのだが、大ぶりで食べごたえがある。皮付きで三日月状に切られたウェッジカット。熱々でホクホクしたイモは普通に美味しい。フレーバーも4種類あるし、ケチャップの小袋3つもついてきた。

ただ、どの部分が何味なのか分かりづらいので、食べるまで何味かわからなかった。ほかに味変としてケチャップとマヨネーズのオーロラソースにタバスコを入れたものや、マヨネーズに牡蠣醤油を落としたもの、ピクルス多めのさっぱりしたタルタルソースなどでディップした。美味しかった。

味変は必須

これで2499円（税別）は非常にお得ではないだろうか。とはいえ中々減らない。最初は「ビールがすすむ」とウキウキだった。わりとすぐ底面が見えるほどに食べ進められ、「意外とイケる？」と思ったが、実際全く減っていない。だんだん胃袋に子泣きじじいを飼っている気分になる。食べるペースも落ちてきて、全く手が伸びなくなる。

なんせ総カロリーは5292キロカロリー。成人女性の3～4日分の摂取カロリーと言える。だんだんイモも冷めてくるし、やはり油で揚げているし、味変のディップもマヨネーズがベースなので重たくなってくる。

ちょっと大きいパーティーとかBBQとか会社の二次会のカラオケにあるとめちゃくちゃテンションが上がると思う。しかし昨今、そのような催しはないに等しい。なぜこのタイミングでの発売なのかとも思うが、やっぱり想像を絶する量のポテトフライは壮観だった。

一度はこの大量のポテトを味わってほしいが、胃袋と相談してほしい。ちなみに「1kgポテト」（税別999円）も売っている。