社内運動会、部活動の促進。健康経営成功の秘訣は「従業員巻き込み型」にあった? カスタマーリレーションテレマーケティングの取り組み

ーーホワイト化に取り組まれた経緯を教えてください。

弊社はクライアントのサービスを代理で販売するビジネスモデルのため、取引先様、その取引先様のお客様のお役に立つこと、喜ばれること、求められることを徹底的に追及していこうという想いを大切にしています。そのためには従業員一人ひとりが、”相手が思っている以上の成果でお答えする”という精神で日々の業務に努めなくてはなりません。

その想いを実現するために、まず弊社が従業員を大切にするべく、
「働く環境のサポート」 = 幸福
「健康経営」  = 健康
この2つを軸に制度を充実させ、働きやすい環境を作るために「できる取り組みはまずやってみよう!」という想いでスタートさせました。

ーー御社の2つの充実した取り組みのうち、まず、「働く環境のサポート」 について教えてください。

「働く環境のサポート」としては6つの制度や福利厚生があります。

1.結婚記念日や誕生日休暇、長期リフレッシュ休暇制度
ワーク・ライフバランスを充実させるための制度で、取得をしないと本人またはその責任者に利用を促す仕組みになっており、皆さん休暇を取得しやすくなったとの意見が多いです。

2.カフェ風な従業員休憩室「C’s Kitchen」設置
Wi-Fiの利用や音楽番組が放送されており、くつろげるスペースを提供しています。また、交流会など社内イベントでも活用しています。

②カフェ風従業員休憩室-300x225
3.独自の評価制度

上位成績者へインセンティブとポイントが一緒に付与される仕組みです。また、アルバイトのオペレーター業務の方は出社時間毎にポイントが付与されます。貯まったポイントは好きなタイミングに、美容アイテムやギフト券など…様々な商品に交換することができます。ポイントが貰えるということが一つの動機になり、従業員の行動やモチベーションは向上しました。

4.女性活躍推進kirari(キラリ)によるランチ会や勉強会の実施
女性が継続し活躍できる職場環境づくりを目的に、女性同士で話せる交流会を企画して取り組んでいます。「ママ社員の会」や「新任責任者の会」など、テーマに合う従業員をkirari委員会で選任し女子会風のランチをし、気軽に相談ができる交流会を行っています。

ロールモデルが見えないという意見の解消や、女性従業員がいない部署に所属する方の離職防止などに繋がっています。

5.部署を越えた従業員の交流を図るギャザリング
テーマ毎に該当する従業員が集まり、交流会を開催しています。この会以降も交流が継続し、社内のコミュニケーション活性化に繋がっています。

6.定期的な従業員アンケートによる環境調査

2019年秋より、社長直下で人材開発委員会を立ち上げました。従業員の活躍できるポイントをきちんとデータとして把握したいということで、全社対象でアンケート調査を実施・分析したり、バラバラに管理されてた「人」に関するデータを集約し活用することで、人材・組織開発を図っています。

健康セミナーの満足度は95%!委員会を設置し取り組む健康経営

ーー次に、御社の健康経営について教えてください。

弊社は従業員とその家族の健康保持・増進を目的に、2018年より健康経営推進を統括する機能として健康経営委員会を設置しました。委員メンバーは、社内横断のプロジェクトとして各部署から1名ずつ集めて取り組んでいます。年度初めに生活習慣や健康意識についてアンケートを実施し、健康診断結果とあわせて今現在の課題を分析し、対策を考えています。

アンケート結果はチラシ配布をし、全従業員へ共有もしています。

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健康経営に関連し、現在は主に以下の6つの取り組みを推進しています。

1.全社が参加する社内運動会
2.40歳以上の従業員への人間ドック
3.健康ウォーキングカップでチームごとに総歩数を競うイベントを実施
4.社外講師による健康セミナー
5.業務中のリフレッシュとしてストレッチに実施
6.部活動の促進サポート

全社が参加する社内運動会

全社が参加する社内運動会

ーー社外講師による健康セミナーは、どのような内容を開催していますか?

セミナーの内容は、アンケート結果と健康診断の結果に基づき、多い課題の中で企画を考えています。課題が解決できなければ、同じセミナーを開催することもあります。

「管理者向けのメンタルケア」や「女性の健康」、ストレッチや運動系のセミナーも実施しており、昨年は「ヨガセミナー」を開催しました。

年4~5種類の健康セミナーを各2~3回分けて開催し、毎回40名ほどの参加があります。

ーー健康セミナーの参加者が多いですね。工夫している点はありますか?

それぞれのセミナーのテーマに合う対象者の枠を設けて、それぞれにご案内を送り参加を募ります。同じテーマを数回開催しておりますので、どこかで参加できるようなスケジュールにしています。

また、健康経営は社内横断のプロジェクトとして実施しておりますので、部署ごとに委員メンバーがおり、部署メンバーに声をかけて徐々に健康経営の取り組み認知が上がっています。

さらに、セミナー内容は座学だけでなく、体を動かしたり、自己診断やグループワークを実施したり、講師の方にお願いし工夫しています。その結果、セミナーの満足度は95%が「参加して良かった」と大変好評です!

ーーこのような様々な制度はどのようなメンバーで設計しているのでしょうか?

制度設計をする決まったチームやルートがあるわけではありません。従業員の意見を取り入れることはもちろんですが、様々な場所でアイデアが生まれ、いいと思ったことはいったんやってみよう!というスタンスで制度は作られています。

代表と別件のミーティングで「従業員からこんな声が多いです」という話から、「じゃあそれを解決するための案を考えて!」といった形でざっくばらんに決まる事もありますし、役員会の決定事項を人事部で制度化することもあります。その時の問題を柔軟な発想でスピーディーに対応できる、というのが弊社の特徴でもあります。

ーーホワイト企業の認定取得を目指した目的を教えてください。

現在働いてくれている人財、またこれから先に新しく働いてくれる人財。全ての従業員に弊社で安心して働いてもらう、一つの証として活用していきたいと考えました。

ーーホワイト企業認定を取得してまだ間もないですが、社内外から得られた効果はありましたか?

求職者へのアピール材料になりましたし、「ホワイト企業」という自覚もできたため、より一層働き方改革に注力するようになりました。

働き方改革の第一歩は「気付く」=「興味を持つ」こと

ーーコロナ禍により企業の制度で新たに導入された取り組みや対策などありますか?

コロナウイルス対策を機に、一部の従業員はテレワークが導入されました。

また、採用面接や会社説明会も現在は全てWEB面談に切り替えて学生の皆さんにも安心して就職活動してもらえるように対応しています。こういった取り組みはコロナウイルスが収束したから終了というものではなく、今後も活用すべき時には柔軟に活用していきたいと考えています。

ーー最後にホワイト化を目指す企業様へ一言お願いします

ホワイト化を目指すには、現在の問題点に気づくことが不可欠だと思っています。そして、「気づく」=「興味をもつ」ことだと私たちは考えます。当社でもまだまだ改善できることはありますので、これからも自分たちの働く環境に興味をもち、より良いものとするために尽力していきます。

※本記事は、2020年6月当時のインタビューをもとに作成しています
 ホワイト財団のインタビューページ