「ダラダラ残業をする社員に殺気が湧いた」テレワークから通常出社に戻り、理不尽な職場に憤りの声 | キャリコネニュース
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「ダラダラ残業をする社員に殺気が湧いた」テレワークから通常出社に戻り、理不尽な職場に憤りの声

「ずっと在宅がいい」通常出社に戻って思うこと

「ずっと在宅がいい」通常出社に戻って思うこと

再び猛威を振るっている新型コロナウイルス。いわゆるコロナ第二波だが、第一波の経緯を踏まえると緊急事態宣言の解除後に「その兆候を懸念した」と考える人は少なくないだろう。その頃は、テレワークから通常出社に戻した会社が増えた時期でもある。

多くの人が目の前の見えない危険に立ち向かいながら、身をもって今後の不安も案じていたに違いない。通常出社に切り替えた会社に不満の矛先を向けるキャリコネニュース読者からは、

「従業員を命の危険にさらす会社に、貢献する意欲がなくなった」
「在宅勤務で出来ることを、感染リスクを冒してまで、わざわざ出社してやる意味がわからない」

といった声が寄せられている。今回は首都圏の会社で働く2人の投稿を紹介する。(文:鹿賀大資)

「通勤電車は肩が触れ合うほどの密状態」

公務員の40代男性は通常出社に戻り、電車通勤をしている。行きは早朝の電車に乗ることで、混雑を避けられているが、帰りは満員電車だという。

「帰りは早い時間帯に乗ると、会社帰りの人で肩が触れ合うほどの密着状態。時間を遅くすると、酔った人が大声で喋っているなど新型コロナ感染のリスクを感じます」

男性は会社に「バイク通勤に変更したい」と申し出るが、申請は却下されてしまう。その理由をこう綴る。

「役所としては、事故があった場合に公務災害になるのが面倒だそうです。また『バイクで事故を起こすリスクより、満員電車でコロナウイルスに感染するリスクの方が低い』ということも言っていました」

身勝手な会社の言い分について男性は、

「もし電車通勤中に感染したら、その証明は困難なものです。そのため『どうせ死ぬならバイクでの通勤途上の災害より、感染経路不明のコロナで死んでくれた方が面倒もない』と判断されたのでしょう」

と解釈した上で、

「緊急事態宣言は解除されましたが、コロナウイルスの感染リスクがなくなった訳ではありません。もう少し柔軟な対応をしてくれても良さそうなものなのに」

と書いている。

社員のサボり防止策? 在宅勤務中も‟オンラインで監視”

サービス系の40代女性の会社では「多くの社員が在宅だと働かず、生産性も著しく低下する」という理由で通常出社に戻った。とはいえ女性は「そもそも在宅でも出社同様の仕事ができていた」と切り出す。

「それどころか生産性も変わらないように努力していたが、なぜか数人ほど切られた。コストカットを実施しているなら、努力しない人間から削ればいいのにと思う。また『在宅中は一人だと仕事ができないから』と全員がオンライン状態で業務をしていた部署もあった。意味がわからない」

会社の対応について憤りを隠せない女性は、出社に戻った現況について、

「どうでもいい内容で話しかけられたりする。しかもこの後に及んで、仕事もないくせに通信状態などを理由に残業しようとしている者さえいる。そういうこともあり、ダラダラ仕事をしている社員を発見するたびに殺意が湧く。これはコロナ以前にはなかった感情。本来は出社・在宅の環境を問わず、生産性の高い人が会社に必要だと思う。個人的には在宅がいい」

と述べている。

※キャリコネニュースでは引き続き「テレワークから通常出社に戻って思うこと」「お盆休み、ありますか?」に関するアンケートを募集しています。

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