新型コロナのせいでお盆休み消滅「テレワークを休みと勘違いしている」「営業自粛を理由に休暇なし」 | キャリコネニュース
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新型コロナのせいでお盆休み消滅「テレワークを休みと勘違いしている」「営業自粛を理由に休暇なし」

新型コロナのせいで……

新型コロナのせいで……

そろそろ夏本番を迎える。夏季休暇やお盆休みの計画を立て始めている人もいるだろうが、休暇がない人もいるようだ。神奈川県の30代男性の職場にもお盆休みはない。理由は、職場がテレワークを実施しているからだという。

「テレワークを休みだと勘違いしているのかなと思う」

残念ながら、いまだに“テレワークはサボり”と判断する上司はいる。自身は真面目に仕事をしているにもかかわらず、レッテルを貼られていては働き続けること自体が嫌になってしまいそうだ。

「クライアントも休みで連絡がないので落ち着いて仕事ができる」という人もいるが

例年ならお盆休みはあるが、新型コロナウイルスの影響でなくなったという人は多い。教育関係の仕事を持つ都内の40代女性は「学期開始が遅れたため、8月20日まで仕事が入ります。この前後から通信課程の対応です」と働き通しの”夏休み”を嘆いている。

千葉県の40代女性が勤める店舗は、お盆も営業をしている。いつもはスタッフが交代で夏季休暇を取っており、公休と組み合わせて長期休暇にしたり、分割して休んだり、融通が利いて満足していた。しかし、

「今年はコロナ禍にあった営業自粛の休業期間を理由に社長から『夏季休暇はなし』と通達がありスタッフは呆然としております」

とイレギュラーな対応に困惑している。中には「電話もかかってこない、クライアントも休みで連絡がないので事務作業など落ち着いて仕事ができる期間で重宝する」(IT・通信系/東京都/30代男性)という人もいるが、昨年まであった休暇がなくなるのは納得いかないだろう。

「客先にお盆休みがないところもあるから」

専門コンサル系の仕事をする都内の20代女性は「会社としては休みですが、アウトソーシングをしている部署のため、クライアント指示で毎年出勤しています」という。業務都合の出社をすると代休を取得しなければいけないが、

「そもそも有休もとりたくてもとれない、テレワークになって、昼休みもナシ、土日もサービス出勤の状態なので、休めるとは思いません」

と明かしている。流通・小売系の職場で働く都内の40代女性は「正社員のフォローのため、休めない」という。IT・通信系の埼玉県の20代女性は、職場にお盆休みがない理由として「お客さま先にお盆休みがないところもあるから」という。

※キャリコネニュースでは引き続き「お盆休み、ありますか?」理想の働き方は週何日勤務ですか?に関するアンケートを募集しています。

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