「週6で働いて手取り15万円」「23時まで残業して月16万円」 低すぎる手取りに疲弊する人々 | キャリコネニュース - Page 2
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「週6で働いて手取り15万円」「23時まで残業して月16万円」 低すぎる手取りに疲弊する人々

例えエリートであっても、例外ではない。

「私も難関国立大卒で国家公務員一般職で都内勤務で、手取り18万円です」

「国立大卒、高倍率を勝ち抜いて市役所に勤めていますが手取り20ありません」

公務員なので、勤続年数が伸びれば民間より高給ということもあり得る。ただ、せっかく勉強を頑張ったのにこれでは少しやる気が削がれそうだ。

手取りの低い原因についても議論された。

「給料云々も、そうだけど税金よ!税金!ぼったくりすぎだから」

「ボーナスが100万支給されたけど、税金引かれて60万。40万も持ってかれるって」

税金の高さを指摘する人が多い。国民年金保険料や社会保険料は年々増加している中、景気改善も見込めない。負担が増加を続ける一方、給与上昇が見込めないのであれば、優秀な人材が海外に流出する恐れがあり、日本の国力衰退が予想される。

とは言え、「欧米で住み込みでメイドの仕事した方がお金貯まるよね。東南アジアみたいに日本も出稼ぎにいかないとだめかもね」というコメントが示すように、日本の国力はすでに発展途上国にランクダウンしたのかもしれない。発展途上国の人々が行っている働き方を真似しなければいけない時は近づいているのかもしれない。

「前は日本に生まれて良かったと思えてたけど今はもう…」

ここ30年、日本経済は一切の成長を遂げずに、デフレ解消がまったく見られない。日本に生まれたことを誇っている人は減り、将来に不安を抱えている人は増加した。適切な政策を講じずに、日本を”頑張る人さえ報われない国”にした政治家の罪は重い。

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