年収1600万円の40代男性、税制に怒り「車は5年落ちのコンパクトワゴン。税金が高いから年収上がっても上がった気がしない」 | キャリコネニュース
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年収1600万円の40代男性、税制に怒り「車は5年落ちのコンパクトワゴン。税金が高いから年収上がっても上がった気がしない」

世帯年収1000万円では公的補助を満足に受けられない

収入が多ければ多いほど、累進課税でより高い割合の所得税が課せられる。せっかく働いて高い収入を得ても、引かれる税金が多ければ不満が溜まるだろう。また高所得世帯は医療や福祉、子育てなどで受けられる公的補助も少ない。

キャリコネニュースが実施した「税金」に関するアンケートには、高い税金に怒りを感じている読者から、さまざまな声が寄せられている。(文:コティマム)

「『取れるところから取ろう』という安易なやり方が許せない」

宮城県の40代男性(メーカー系/正社員)は、世帯年収1400万円。子育てや医療の公的補助が所得制限で受けられない。

「子どもの医療費は一定年収以下ならば無料だが、私は対象外。たくさん税金を納めているのに。高校無償化も恩恵なし」

世帯年収1700万円の大阪府の50代男性(商社系/正社員)は、「給与から控除される所得税・住民税・社会保険料が高すぎる。我が家の車は5年落ちのコンパクトワゴン」 と明かした。

年収1600万円を稼ぐ埼玉県の40代男性(メーカー系/正社員)も高い税金に嘆く。男性は異業種から今の職場に転職し、努力を重ねて管理職までのぼりつめ、年収を上げた。しかし、「税金が高いので、年収が上がっても手取りは増えた気がしない」と語る。

「頑張って勉強して今のポジションがあるのに、『取れるところから取ろう』という安易なやり方が許せない」

「子育て世代は平等にしてほしい」

三重県の40代女性は、小学1年生と年中の子どもを育てている。夫の年収は1000万円だ。子育てにお金がかかるのはほかの家庭と同じだが、世帯年収1000万円では公的補助を満足に受けられない。そのため家計を助けるべく、女性は「最近、日中だけのパート勤務を始めました」と明かす。

「周りはみんな、子どもの医療費無料など手厚い恩恵を受けています。 同じように子育てしているのに、なぜこんな格差があるのでしょうか」

女性は独身時代、正社員として働いていたが、出産を機に会社を辞めた。実家に頼れない環境のため、「仕事と育児の両立は難しい」と判断したからだ。

「バリバリ働きたくても働けない環境にいます。正社員で共働きの方がうらやましいです。でもママ友にはこんな話、できるわけがありません。孤独だし、イライラするし、大損な気分です。子育て世代は平等にしてほしいと思います。本当に切実です……」

※キャリコネニュースでは引き続き「税金が高くて怒っている人」「夏のボーナスいくらですか?」などのアンケートを実施しています。

※アンケート概要
■実施期間
2020年10月21日~
■回答数
887 ※2021年7月26日時点
(記事では、7月7日から7月15日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/AC3WCZIN
■質問項目
・税金に対して怒っていること・不満を持ったエピソードなどを具体的に教えてください(税率や、引かれる税金に対して思うことなど)

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