世帯年収2200万円でも「服はユニクロや運動着」「そんなにもらっている印象ない」

2021.8.7 Author: okei

外食もめったに行かないですが行くとしてもファミレス中心です。

「世帯年収2000万円台」といえば、さぞかし贅沢も出来そうだが、キャリコネニュース読者からは、よく「服はユニクロ」「それほど贅沢はできない」といった声が寄せられる。世帯年収2200万円の40代後半女性（神奈川県／金融・保険系／正社員）も、「全く贅沢なんて出来ていません」と明かす一人だ。

「洋服や持ち物はもう何年も買っていないですし、買うとしてもユニクロなどです。税金が本当に高くて、豊かさを実感することはあまりないです」

と、堅実な金銭感覚と多少の不満を語る。ただ、「親の援助なしに一戸建てを購入、外車に乗り、2人の子供を私立に中学から行かせてることが、贅沢と言えば贅沢かもしれない。高級なものを食べている感もないですが、食材にこだわったり、代金を考えずに食材は購入しています」と余裕ものぞかせた。

ほかにも、世帯年収が2000万円超で「服はユニクロ」という声を紹介しよう。（文：okei）

「車はカーシェア、外食はファミレス、車や別荘を持つという生活には程遠い」

港区で築50年ほどのマンションに家族4人で暮らしている40代前半男性（世帯年収2200万円／金融・保険系／正社員）は、「世帯年収はそれなりにありますが、税金も高いので手取りとしてはそんなにもらっている印象はないです」と実感を明かす。奥さんとは20代の収入が少ないころからの付き合いだそうで、「収入が上がっても生活水準だけは上げないようにしています」と夫婦の堅実ぶりを語る。さらに、

「車は使用頻度も少ないのでカーシェア、外食もめったに行かないですが行くとしてもファミレス中心です。ブランド品にもさして興味がないため服もユニクロや運動するときに着用するものを普段も着ていることが多いです」

と、手堅い暮らしぶりを披露。「買いたいと思ったものをあまり無理なく買えたり、子供がしたいと思うことにお金を出してあげられるのはメリットかなと思いますが」「老後も考え貯蓄や投資に回せるお金があるのはありがたいですが」などと余裕を垣間見せながらも、

「平均の4倍も貰っているという生活をしている自覚は全くないですね。手当や補助がなくなったり手取りが減る中、車を持ったり別荘を持ったりという生活には程遠いですね。子供は中学生、小学生でそれぞれ公立に通っていますが、これから受験もそれぞれする予定なので、生活ぶりはひどく慎ましやかです」

と生活実感を明かす。無駄な出費を避け、将来の見通しをしっかり立てていることがうかがえる。富裕層が多い港区在住だと、年収2000万超でもこんな感覚になるのかもしれない。

男性は最後に、「税金を取られるのは仕方ないとしても使い方が雑すぎて、本当に腹が立ちますけど。国、自治体にはもう少し無駄をなくしたスリムな運営を心掛けてほしいですね」と、行政への不満を吐露した。

※アンケート概要
■実施期間
2020年10月26日～
■回答数
1831　※8月2日時点
（記事では、2020年10月26日から2021年5月14日に寄せられた投稿を紹介）
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員（63万人）やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ　https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
■質問項目
・現在の世帯年収でどのような生活を送っていますか？　満足している点、不満な点、エピソードを教えてください。