「仕事を辞めたいならきちんと退職手続きを取って辞めてほしい。勤務初日に行方不明になったので、何かあったのかと、みんな心配して探し回った」

というから、迷惑極まりない。

飲食店勤務の50代男性（愛知県／年収150万円）も、新人パートが初日で辞めた経験を綴っている。

「初日は教えてもらいながら仕事をこなしていましたが、次の日来なくてみんなで『来ないねぇ』と話していたら、ロッカーにエプロンや三角巾がクシャクシャに入れられていて、『あーもう来ないなぁ』と思いました」

「明日から来るよと言って来ない人もいた」

製造の仕事をしている50代女性（東京都／年収150万円）は、不可解な辞め方をした派遣社員のことをこう振り返っている。

「初日に親の体調不良で休み、次の週からの出社に変更。出てきましたが、仕事内容は難しく、すぐには理解できないはずなのに『はい、わかりました』を連発。じゃあ明日から作ってもらおうと、会社側が計画していたのに、今度は自分の体調不良で欠勤。そのまま何日も休み結局退職。本当に体調不良かもわからなかった」

何一つ仕事してもらえず教育の手間がかかっただけだ。こんなことなら始めから来ないでほしかっただろう。

「派遣だからか、この職場はすぐに辞める人が多い。明日から来るよと言ってこない人もいた」

と振り返った。たとえ体調不良で退職したとしても、バックレるのではなくきちんと挨拶してから退職するべきだろう。