手取り18.7万円で「小腹が空いても白湯を飲んで我慢」 物価上昇に怯える20代女性 | キャリコネニュース
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手取り18.7万円で「小腹が空いても白湯を飲んで我慢」 物価上昇に怯える20代女性

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手取り20万円以下の人は、どのような暮らしをしているのだろう。社会保険料の値上げや物価高騰に伴い可処分所得が減少しつづけているため、手取り額が月20万円に満たないとかなり生活が厳しいのではないだろうか。手取りが14万3000円だという20代後半の女性(京都府/金融・保険系/年収300万円/未婚)は

「上場企業でフルタイムの正社員なのにこの給料は低すぎる。買い物の時に給料が低いという理由で諦めることがある」

と、つらい現実を綴る。(文:林加奈)

「このまま物価の上昇が続いたら今の生活を続けることは難しいです」

同じく20代後半の女性(東京都/金融・保険系/年収300万円/未婚)で、手取り額が18万7000円の人の回答があるが、こちらは「奨学金返済ありの一人暮らしでこの収入のわりには楽しく生活できていると思っています。国内旅行に年数回行き、週末には美術館や博物館を巡っています」と、比較的前向きだ。しかし

「普段は食費の節約のために、割引品を購入、職場で小腹が空いてもおやつを食べずに白湯を飲んで我慢、コンビニには行かないなどを心がけています。交友関係が狭く、交際費がかかりにくいことも、結果的に節約になっていると思います」

と、少しも我慢してないわけではない。なお、女性は派遣社員で、今後の昇給がほとんど見込めないという。

「このまま物価の上昇が続いたら今の生活を続けることは難しいです。転職して正社員になることが1番でしょうが、心身ともに平穏な今の生活を続けたい気持ちもあり悩んでいます」

と、今後のキャリアも含めた悩みを打ち明けていた。

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