まず男性が驚いたのは、「タイムカードがない」ことだが、それだけではない。
「手書きの勤務表に出勤退勤時間を1か月分書いて、提出するのですが、早出含めて1日4時間残業したとしても、定時退社で書くよう言われました」
と改ざんを指示されたという。理由として「新人はまだ勉強中なのだから、業務ではなく研究、勉強になる」と言われたようだが、納得できなかっただろう。
残業代についても厳しかったらしく、患者のリハビリをしない限り、「残業代は出せない」と言われたそう。しかし、これはあまりにも理不尽だった。というのも、「リハビリ療法職は定時を過ぎて患者対応することなどなく、カルテの記載やミーティング、書類作成が残業の理由」だったからだ。
「それにお金を出せないという病院の言い分には違和感を感じました。医師のように基本給が高いわけでもなく、そもそも固定給が20万円そこそこで、残業代がないとカツカツでした」
転職活動を経て、民間病院に就職した男性は、こう清々しく投稿を結んだ。
「(今の職場では)しっかりと残業代が出たので転職してよかったです。独立行政法人の病院に対する見方が大きく変わりました」
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