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ブラック企業へ働く人に経験者が伝えたいこと「さっさと逃げるべき」「“辞めます!”という勇気をもって」

男性が勤務する会社の上司は、「社長の知り合いが入社したとわかった途端、態度が急変した」という。

「その社長の知り合いの負担軽減ばかり考えており、すべての仕事を押し付けられた。当然、定時内で終わるはずもなく、日付が変わるまで残業をしたり、それでも終わらないときは土日に出勤してこなしていた」

ところが、時間内に仕事が終わらないことを理由に上司や社長の知り合いから叱責を受けたという。さらに、自身の昇給はせいぜい数十円、社長の知り合いは何千円単位で上がっていたことがわかり「さすがに我慢の限界を超えた」と振り返る。

「夏の賞与をもらって退職しようと考えた矢先、『下請け会社に転職してくれ』と命令を受け『やっとこの苦しみから解放される』と心底喜び、上司の命令を受け入れた」

転職先の会社は以前の会社よりも環境がいいらしく、転職して得られた教訓を次のように語る。

「自殺して家族に迷惑をかけるくらいなら、勇気を出して退職して再就職先が見つかるまでの間だけ、家族に養ってもらった方がまだマシです。ブラック企業に入社してしまった人に言いたいことは『辞めます』と、思い切って言い出す勇気を持ってほしいということですね」

「ネチネチ説教、派閥争い…パワハラ上司からはさっさと逃げてほしい」

事務・管理の仕事をする30代女性は、職場にいる上司について次のように語る。

「些細なことで上司に揚げ足を取られて、1日中ネチネチと説教や暴言を喰らうのが当たり前で、それが数年続いています。しかもその上司は他部署と派閥争いをしていて、業務に差し支えているので困っています」

横暴な上司のせいで相当雰囲気が悪いのか、職種に関係なく退社する先輩が相次いでいるという。パワハラの被害を受けている直属の部下は、職場でのストレスが原因で家庭内でトラブルを起こしているという。

「自分の身や家族にこれ以上悪影響を出さないためにも、こんなパワハラ上司からはさっさと逃げてほしいです」

確かに、仕事で積み重なったストレスのはけ口を家族に向けるべきではない。直属の部下だけでなく、部下の家族をも巻き込んでパワハラを行う上司とは距離を置くべきだろう。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」「新型コロナで退職を決意した人」に関するアンケートを募集しています。

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