同省の担当者は「転職を試みる労働者が安心して再就職活動を行うことができるよう支援する観点から」と給付制限期間が短縮された理由を語る。ただし、退職後2か月から失業保険を受け取れるのは、5年間で2回までに制限しているという。
はてなブックマークでは「あのいじわるな3か月待機期間は謎だった。というか待機期間なくすべきでは」「改善だと思うけど、2か月でも長い。ブラックから逃げ出しづらい理由の一つになってないか?」と”2か月でも長い”と異議を唱える人が目立った。
これに前述の担当者は「離職される方は、給料をもらえない期間が発生すること元々想定されているものと考えています。そもそもは離職期間のない労働の移動が一番です」と前置きした上で、
「(失業手当は)意欲、能力があるにも関わらず、どうしても就職に結びつかない人に対して、再就職活動を支援するための制度です」
と説明した。これらの理由から「給付制限期間は、長すぎても短すぎても駄目です」と話す。
同省は、今回の期間短縮について今後2年をめどに成果を検証するとしている。