学情は4月30日、20代の仕事観や転職意識に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は3月にネット上で実施し、ヤングキャリア(職歴3年以上の20代)790人から回答を得た。
新しい職場に求めることは「仕事内容にやりがいがある」(35.9%)が最多。次いで「給与・年収アップ」(35.3%)、「良好な人間関係」(30.7%)と続くが、前回調査より大幅ダウン。同社はコロナ禍でテレワークがメインとなるなど働き方に変化があったことから仕事内容を重視する人が増えているのではないか、としている。
転職理由「感染症対策に不安」「テレワーク可の企業で働きたい」という声も
転職理由で最も多かったのは、「給与・年収をアップさせたい」(37.3%)で、次いで「もっとやりがい・達成感のある仕事をしたい」(32.0%)、「幅広い経験・知識を積みたい」(18.3%)と続いた。
また前年調査と比べると、「他にやりたい仕事ができた」(12.4%)は7.0ポイント増となった。「感染症対策に不安があった」(9.8%)や「テレワーク可の企業で働きたい」(9.2%)といった声も寄せられた。
転職で実現したいキャリアは、経験と異なる業種・職種で転職をする「キャリアチェンジ」(50.4%)が最も多かった。次ぐ同業種・同職種で転職し年収アップを図る「キャリアアップ」(39.2%)を大きく上回った。