「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」への取り組みが、20代の転職者に与える影響についてのアンケート結果を学情が発表した。調査は6月に就活サイト「Re就活」上で実施し、20代515人から回答があった。
好感度は高いが…
SDGsに取り組む企業への好感度は高かった。「好感が持てる」(42.7%)、「どちらかと言えば好感が持てる」(38.5%)とを合わせると、8割以上が良いイメージを持っていた。
転職活動をする、志望先の企業がSDGsに取り組んでいることを知ったら、という質問では、「志望度が上がる」(16.7%)、「どちらかと言えば上がる」(34.6%)と、過半数が好意的なイメージを持っていた。ただ、企業の取り組みについては「中身を伴う必要があると思う」「実際に取り組む内容が重要だ」など、上辺だけの取り組みではダメだと指摘する声も寄せられていたという。
一方で、SDGsについて「言葉も意味も知っている」と回答したのは48.5%で、半数以下にとどまっていた。「言葉は知っている」は27.0%。「知らない」も24.5%いた。