ビズヒッツは8月4日、飲食業界からの転職に関する調査の結果を発表した。調査は6月~7月にネット上で実施し、飲食業界から異業種や異職種に転職した259人から回答を得た。
飲食業界からの転職理由で最も多かったのは「勤務時間への不満」(53人)。2位以下は「収入を増やしたい」(43人)、「他の仕事がしたい」(42人)、「勤務日・休日への不満」(36人)などが続いた。
「不規則な勤務時間がきつい」「給料が割に合わない」
具体的な転職理由について、以下のコメントが寄せられた。
「不規則な勤務時間が体力的にきつくなってきたので転職しました」(男性、35歳で転職)
「給料が仕事量に対して割に合わないと思ったから」(男性、24歳で転職)
「立ちっぱなし動きっぱなしで体力がもたなくなったから」(女性、27歳で転職)
飲食業界で身についた異業種・異職種でも活かせるスキル1位は「コミュニケーション能力」(117人)で、「どの業界・職種でも役立つと思う」といった回答が寄せられた。2位以下は「接客スキル」(52人)、「効率を考えて動く」(30人)、「協調性」(28人)、「言葉づかい・マナー」(23人)と続いた。
飲食業界からどんな仕事に転職したのか聞くと、最も多かったのは「事務職」(55人)。2位以下は「接客・販売職」(39人)、「営業職」(35人)、「製造職」(16人)、「医療系専門職」(10人)となった。
飲食業界からの転職方法は「ハローワーク」(94人)が圧倒的1位。他には「転職サイト」(59人)、「知り合いからの紹介」「昔の同僚に誘われて」といった「コネ」(32人)、「転職エージェント」(32人)、「求人誌」(16人)などの回答が寄せられた。