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会社を辞める決断をする瞬間は人それぞれだ。上司との会話がかみ合わず、不信感を抱いて退職を決意することもあるだろう。
大阪府の40代男性(サービス・販売・外食)は今年の春、以前の職場を退職した。生活が少し苦しくなったため、上司にWワーク(副業)の相談を持ちかけたときのことだ。
「いきなり『辞めるのは残念だけど仕方ない』みたいな事を言われました」
相談しただけのはずが、なぜか退職することになっていた。(文:篠原みつき)
「自分より下の人間には、パワハラまがいの発言が当たり前」
男性は慌てて「いやいや、辞めるなんて一言も言ってないんですが…」と否定した。ところが上司は聞く耳を持たず、「辞める前提で話してくる」というから会話が成立しない。
さらに、この上司のヤバさはこれだけではなかった。先輩から聞いた話では、有給休暇の取得を申し出た際、信じられない言葉を返されたという。
「有給自由に使いたいなら公務員にでもなりな」
労働者の権利である有給休暇を否定するかのような暴言だ。部下の話を聞かないばかりか、権利さえも認めない上司。男性は、
「正直言って辞めて正解でした」
と振り返っており、後悔はなさそうだ。
兵庫県の60代男性も、以前勤めていた会社で酷い扱いを受けた。「社員のアルバイトに対する対応が極めて悪かった」と憤る。
「社員間でもあったようですが、自分より下の人間には、パワハラまがいの発言が当たり前でした。取締役という役職がついた方でも同様で、この会社はダメだなと思い、さっさと辞めました」
立場を利用して高圧的な態度を取る人間がいる職場に、長居する必要はないだろう。
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