困った退職者の特徴1位「途端にやる気がなくなる」、2位「引き継ぎ時間が足りない」 | キャリコネニュース
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困った退職者の特徴1位「途端にやる気がなくなる」、2位「引き継ぎ時間が足りない」

困った退職者の特徴1位「途端にやる気がなくなる

困った退職者の特徴1位「途端にやる気がなくなる

エン・ジャパンは5月16日、「女性の退職」に関するアンケート結果を発表した。調査は今年3~4月にネット上で実施し、同社運営の「エンウィメンズワーク」を利用する転職経験のある女性420人から回答を得た。

退職までの苦労やトラブルを聞くと、もっとも多かったのは「会社・上司からの引きとめ」(23%)となった。以降、「担当業務の引継ぎ」(15%)、「有給休暇の消化など福利厚生が使えない」(11%)、「退職時期のすり合わせ」(8%)、「退職の意思表示」(6%)などが続く。

退職決定後の仕事の仕方の変化は「気持ちは分からなくないが、表面に出さないで」

気持ちよく送り出せた退職者の特徴を聞くと「最後まで責任をもって仕事に取り組んでくれた」(67%)、「後任者にしっかり業務を引継いだ」(53%)、「きちんとマニュアルなどを残してくれた」(44%)といった声が寄せられた。

一方、困った退職者としては「退職が決まった途端、やる気がなくなった」(45%)、「引継ぎの時間が足りなかった」(36%)、「業務の引継ぎに漏れがあった」(36%)といった特徴があげられた。具体的には、

「明らかに仕事の仕方や態度が変わるのは、周りに悪い影響を与える。気持ちは分からなくないが、表面に出してはならないと思う」(26歳)
「引継ぎが適当で雑。むしろ職場のことを考えない態度や言動があり、その人への印象が悪くなった」(28歳)
「大事なことを全く伝えていない、マニュアルはない、引継ぎのスケジュールは立てられていない。また説明が上手くない。こういう人から引継いだ経験があり、全ての業務を手探り状態でやらなければいけなかった」(37歳)

という嘆きが寄せられた。

退職円満のために必要なのは「早めに退職意向を伝え、引き継ぎすること」

円満退職のために大切だと思うことは、1位が「早めに退職の意向を伝えること」(32%)となった。具体的には、

「自己都合退職はただでさえ迷惑がかかるので、早めに言うことで引継ぎをする時間を会社に与え、迷惑がかからないと思うから」(28歳)
「早めに退職の意思を伝えておけば、引継ぎや後任探しもバタバタしないから」(35歳)

など、自身の退職後のことを考えて動くことが重要という声が多く寄せられた。2位は「しっかり引継ぎをすること」(20%)で、「自身の業務の引継ぎのマニュアル作成など、その後のスタッフが困らないようにしておいてほしいと経験上感じているため」(31歳)など自身の経験から後任を気遣う声が寄せられた。

3位は「段取りをよく考えた行動をすること」(18%)で、「先に退職の噂が立ったりしないよう、退職の意思は直接の上司など一番最初に伝えるべき人に伝える。また、後任者が入社するまでの間にマニュアルを作成しておき、上司にも渡しておく」(32歳)といった声があがった。

4位以降、「退職のタイミングを見計らう」(16%)、「自分の意思を固めること」(10%)、「周囲としっかり話し合うこと」(4%)と続く。

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