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「仕事がつまらない…」30代過ぎの中堅社員に多い悶々とした悩みの原因 私が入社8年目に転職を決めた理由

入社7、8年目になると、良い意味でも悪い意味でも、毎日の仕事に“慣れ”が生まれる。毎日のように変化が楽しめる仕事であれば良いのだろうが、現実には、そうした仕事ばかりではない。

とにかくがむしゃらに仕事を覚えた新人時代。先輩たちに叱られ、揉まれ、毎日が必死だったように思う。自分自身が初めて後輩を指導する立場になったときも、そうだ。どうすれば良いのか、日々試行錯誤した。

とはいえ入社8年目ともなると、こうした業務にも慣れが生まれてくる。そんなタイミングに生まれるのが「自分が本当にしたかった仕事は、コレだったのだろうか……」という疑問なのだ。

社会人経験を積んで湧き上がる「他業種へのあこがれ」

こうしたタイミングでムクムクと胸にわいてくるのが、他業種へのあこがれである。正直、新卒時には「採用してくれる会社に行く」という考えもあった。自分が本当にやりたい仕事なのか……わからないまま飛び込んだというところもある。

しかし社会人としての経験が広がるにつれて、学生時代よりも幅広い仕事を知ることができた。「もしかして、自分の能力を本当の意味で発揮できるのは、この会社ではないのかもしれない……。」そんな気持ちが生まれてきたのも、この頃だった。

キャリコネに寄せられた口コミの中にも、

「違う業界に興味を持ち退職することになったが、業界自体が嫌になったわけでは無かった。この業界にはこの業界特有のやりがいもあると感じていた。」(代理店営業、30代前半、男性、正社員、年収350万円)

といった意見がある。30代を迎える頃になると、新たな自分を見つけやすくなるのかもしれない。

「これが最後のチャンスかも?」転職市場「35歳」の分岐点に対する焦り

転職への思いを漠然と抱いてはいたものの、そう簡単に決断できることではない。パワハラなどに悩まされていたわけではないし、むしろ人間関係には恵まれていたように思う。

そんな私が転職を決断したきっかけになったのが、今が最後のチャンスかもしれないという思いだ。

30代には、ライフスタイルの変化を経験する方も多い。状況によっては、仕事との向き合い方を変えざるを得ないこともあるかもしれない。また転職コラムを読んでいると、「35歳」という年齢が一つのハードルになる!という意見も多数目にした。

転職するためには、確かにさまざまなハードルをクリアする必要がある。しかしそのハードルとは、これから先どんどん高くなっていく一方なのでは……?と思ったときに、具体的な転職活動のスタートを決めたのだ。

キャリコネに寄せられた口コミにも、以下のようなものがあった。

「成長できる環境に満足はしていたが、家庭との両立が難しく、退職しました。子どもに手がかからなくなれば、私はまた働きたいと思える環境ではありました。」(マーケティング、30代前半、女性、正社員、年収500万円)

「将来設計をする上で、定年まで働いてキャリアアップできるかどうかを考えたときに、この会社では将来像が見えなかったのが(退職の)一番の理由です」(ルートセールス、30代後半、男性、正社員、年収450万円)

これから先に不安しかないのであれば、最後のチャンスに飛びつきたい!と思うのは当然のことだと言えるだろう。入社から8年目というのは、こうした現実を冷静に見極めるべき時期なのかもしれない。

さて、こうして転職を決断したわけだが、また同じような企業に就職しても、同じことを繰り返すだけだ。次の転職では、より厳しい状況が待ち構えているだろう。

だからこそ重要なのが、自分のスキルや努力を正当に評価してくれる優良企業の求人情報である。『キャリコネ』なら、厳選されたホワイト企業の求人を多数扱っており、自分に合った職場を探すことができるだろう。

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