ネット上で度々炎上騒動になる「無断キャンセル」。予約を入れたものの来店しない、店側からすれば非常に迷惑な行為だ。
キャリコネニュースにも無断キャンセル被害に遭ったという人から投稿が寄せられた。宿泊施設で働く40代女性は、
「宿泊施設に返金不可プランで予約して、無断で来店いただけないお客様は1週間に2~3組いらっしゃいます」
と綴る。
無断キャンセルに遭ったときに限って電話番号を聞き忘れた女性
飲食店でも被害に遭ったという人は多い。焼肉屋で働く50代女性は「20人の会食。予約時間を過ぎても来ないので電話したら『あーー』。別の店に行っていた模様」という。予約を入れたことを忘れていたようだ。
近年、SNSなどで「◯人の予約が入っていたのですが無断キャンセルになりました」と助けを呼びかける飲食店も少なくはない。その投稿を見た人が来店した結果、食品ロスを回避できたという店舗もあるが、毎回そう上手くいく訳でもない。予約したのであれば責任を持って来店、もしくはキャンセルの連絡をすべきだろう。
うなぎの卸会社で働いている40代女性は「個人のお客さんから電話で注文があった。生うなぎをさばいたものの、取りに来られなかった」という。しかもその注文に限って、女性は電話番号を聞くのを忘れてしまったという。
「社長の奥さんに怒られました。電話番号を聞くのを忘れた私が悪いとは思いますが、取りに来られないなら、その旨を電話1本くらい欲しかった。今度からは連絡先は必ず聞かなきゃ!と思わされました」
LINEでの予約客がキャンセル「電話をしても出ず、翌日にはブロック」
整骨院で働く30代女性は、LINEで診療予約をした人に無断キャンセルをされたという。
「電話をかけても出られず、LINEをしても既読スルー。翌日にはブロックされていることもあります。その人の予約のために他の人からの予約を断ったりしているのに。飲食店程の実害がないとはいえ、いい気持ちはしない」
鍼灸院を経営する40代女性も同様の経験をしたことがある。
「女性のエステ店経営者が朝イチで予約を入れてくれたが、無断キャンセルされた。まさか、同じような経営者なのにそんなことするとは……と驚きましたしショックを受けました」
遅刻かもしれないため、「来るかどうか分からないから、次のお客を受けるべきか困った」と綴っている。しかし訪れることはなく、「やる気が削がれるし残念な気持ち」と心境を明かした。
※キャリコネニュースでは引き続き「無断キャンセルされたことありますか?」や「あなたの世帯年収への不満を教えてください」に関するアンケートを募集しています。