一口に食費と言っても家族の人数はもちろん、住む地域の物価によっても変わってくる。では東京をはじめとする、神奈川・埼玉・千葉の一都三県で暮らす人たちは、食費に毎月どれくらいかけているのだろうか。2人世帯のキャリコネニュース読者からは、
「月収40万円、食費は月7万円。夫婦で衣食住のカテゴリごとに支払いを分けている」(40代男性/IT・通信系/世帯月収62万円)
「月収は35万円で、毎月の食費は6万円です。夕食を用意していても、夫が安くなったお惣菜を買ってきてしまいます。その分は食費には含めず、夫の自腹です。それでも無駄な出費にしか思えません」(50代女性/金融・保険系/世帯月収65万円)
といった声が寄せられている。そうしたなか不動産・建設系の60代男性(世帯月収45万円)は「食費は月9万円。外食費を抑えてもかかってしまう」という。フリーランスの60代女性も「食費は月15万円です」と高めだ。(文:鹿賀大資)
「作る方の楽しみとしても、食材の質は落としたくありません」
女性は夫婦で暮らしており、ともに60代半ば。世帯月収が50万円のため、食費で3割を占めていることになる。この状況について「夫はできれば70歳まで働くつもりで、年齢的にみても質の良い食事はある意味で健康投資」という。
そのため食事内容も国産中心の食材で、低農薬野菜とこだわっている。毎朝の生ジュースも欠かさない。
「食費は仕方がないと思っています。作る方の楽しみとしても、食材の質は落としたくありません」
新型コロナの影響で食費10万円「良い食材を選んでいる。ワイン代も月数万円」
不動産・建設系の会社で働く40代女性(月収33万円)は、夫婦と高校生になる子どもの3人世帯。世帯月収83万円で、食費は月7万円。「まだまだ倹約できる要素はたくさんある」という。また、
「時間がないことを理由にお惣菜を買ってしまったり、お菓子などを追加購入したり……。食費を無駄に使っていると日々反省している」
とコメントしている。
派遣社員の40代女性(月収15万円)の世帯月収は85万円だ。夫婦と子ども1人の3人暮らし。新型コロナの影響で食費が月10万円にアップしているが「仕方ない」という。そのことについて「良い食材を選んでいる。ワイン代も月数万円かかっている」と明かしている。
ほかの4人世帯からは、
「世帯月収46万円。夫と子ども2人で、食費は月15万円くらい。食べ盛りの高校生男子がいて、お弁当も3人分を作っている。そのため金額が多くなってきた」(40代女性/正社員/月収20万円)
「世帯月収は40万円です。主人と子どもが2人いて、毎月の食費は5万5000円です。コロナもあり、外食はしていません。もっと頑張れば抑えられるのでしょうが、高校生男子と小学生女子の食べ盛りです。ここまで抑えるのが精一杯」(40代女性/パート・アルバイト/月収8万円)
といった声が寄せられた。
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