「嫌なら辞めろ!」と新人に言い続けたらホントに辞めちゃった 先輩「なんでまともに受け取っちゃうかな」
新年度が始まって2週間あまり。「月曜日が憂鬱だ」「学生時代に帰りたい」「こんなはずじゃなかった」と感じ始めている新入社員も多いのではないか。
2ちゃんねるには、新人に対して「嫌なら辞めろ。代わりはいくらでもおる」と言ったところ、本当に辞めてしまったと明かす人のスレッドが出現。スレ主は「辞められるとは思わなかった。助けてくれ」と訴えている。
本当に「ちょっと厳しく指導しただけ」だったのか
仕事に邁進する先輩社員からすれば、何事も指示待ちで、やる気のなさを顔に出すような新人なら、いない方がマシだ、「嫌なら辞めろ」とイライラすることもあるだろう。
入社の選考時に倍率が高かった会社であれば、つい「代わりはいくらでもいる」と思いがち。しかし実際に辞められてしまっては、代わりの人を採用するのも一苦労。上司から「お前のせいだ」と責められ、管理能力を問われる。新人に頼もうと思っていた雑用も、自分に逆戻りしてしまう。
スレッドには「不必要なストレス与えんなよ」「老若男女で一番育てやすい新卒すら育てられないとは情けない」など、スレ主を批判する書き込みが続出。しかし、本人は、
「言葉のあやだろ? なんでまともに受け取っちゃうかな」
「せっかく入った会社だろ、そんな簡単によく辞めれるな。おじさん理解できません」
「社会人なら多かれ少なかれストレスと戦うものだろ」
と反論。あくまでも辞めた新人のストレス耐性が弱いと捉えているようだ。
「パワハラで訴えらなかった分いいと思えよ」との意見にも、「パワハラじゃないだろ、ちょっと厳しく指導しただけ。ハラスメントハラスメント五月蝿いよ」と噛みついた。
スレ主の頭の中を占めるのは、上司にどう申し開きをするかのみ。「とにかく俺はいまから上に対する言い訳を考えないといけない。ああめんどくせえ」とうんざりしている。この書き込みを見たネットユーザーは、新人のホンネをこう代弁していた。
「新入社員『代わりの会社はいくらでもある』」
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