都内在住の40代女性は、某企業での経理事務の仕事をわずか5か月で辞めてしまった。“信じられないほど仕事ができない上司”に振り回されたからだ。
「管理部長である上司は振込手数料の意味がわからず。1週間以上かけて説明しても、理解してもらえませんでした」
単純に世間知らずなだけの上司なら、まだ我慢できただろう。ところが、
「この上司は仕事の理解がまったくないだけでなく、他人に責任を押し付ける傾向がありました。過去、自分と同じポジションで入社した社員も短期間で辞めています」
と告白。この事実に危機感を持った女性は、自分の身を守るために退職を決めたというわけだ。即行で仕事を辞めたことについて、女性は
「入社早々、尻拭いをさせられ残業過多だったので『もっと早くに辞めれば良かった』と思ったくらいです」
と言い切り、少しの後悔もないようだ。
人間関係で体調が悪くなり退職「しがらみがなくなってスッキリ」
京都府の40代女性は、前職を4か月という短期間で辞めた。「人間関係が一番の理由です」と切り出す。
「周りは前任者の話しかしないし、『あっち』とか『そっち置いといて』とか、適当な教え方でした。それ以外は、興味深く申し分ない仕事でしたが、体調が悪くなり辞めました」
女性は「別の部署の人たちは、丁寧に教えてくれたので惜しかったです」と素直な気持ちを語り、若干の心残りもあるようだ。それでも、
「しがらみがなくなってスッキリしました。辞めた後、社内で定期入れがなくなるトラブルがあったようで、どっちにしても辞めて良かったです」
と最終的には退職の判断に自信を見せた。幸い、女性は転職に成功。現在は別の会社の営業職として働いている。
ほかにも、半年以下のスパンで飲食店を転々としている愛知県の40代男性は、
「退職の原因は人間関係かな。指示をするにも『あれ・これ・それ』を多用する。『どれですか?』と問うと、ものすごく嫌な表情をされました。粘着気質のお偉いさんもいましたね」
と過去の勤め先に思いをはせている。
※キャリコネニュースでは引き続き【募集】仕事を即行で辞めた人や「お酒の失敗エピソード」などのアンケートを実施しています。