テレワークの開始時期については、最多の54.8%が「4~5月」と回答。「6~7月」(3.0%)、「8~10月」(3.4%)を合わせると、約6割が緊急事態宣言が発令した「4月以降」だった。
また、テレワークに対する総合的な満足度についても、64.3%が「大変満足」「やや満足」と回答。「今後も実施したい」と答えた人は81.5%だった。
続いて、テレワークを実施していない理由を聞くと、最多が「仕事内容がテレワークになじまない」(62.4%)だった。他方で「会社から認められていない」(13.5%)、「その他の理由」(24.1%)など依然として課題を残していることが見て取れる。
テレワークの実施場所は「自宅」(90.3%)が圧倒的に多く、次いで「サテライト」(32.7%)、「モバイル」(30.4%)と続いた。
一方、テレワークを実施して悪かった点を聞くと、46.7%が仕事上の支障、勤務時間の延長などを指して「勤務状況が厳しくなった」と答えた。「仕事をする部屋等の環境が十分でなく不便だった」(35.2%)などの回答も多く、コワーキングスペースなどの利用意向がある人は、テレワーク実施者のうち4割程度だった。