とは言え、イケメンが担当になることを歓迎しない人も多い。
「一度取引先の担当がイケメンになったことがあり、ウキウキした。でも仕事もできないし性格も悪かったからすぐ嫌になった」
顔が良かった分、期待値が上がってしまうこともある。無意識的に「イケメン=優秀、優しい」というイメージを持ってしまっていると、そのギャップにガッカリさせられてしまうことも。”フツメン”だったらそうはならなかったのに、必要以上に嫌悪感を抱いている人も結構いるのではないか。
「銀行の担当がイケメン。だけど明らかに自分がイケメンって知ってる風なので、あえて気づかないふりしてる。面倒くさい」
また、自身の顔が良いことを自覚しているイケメンもいる。イケメンであるおかげで、小さいころからチヤホヤされることが当たり前で、その態度が鼻についてしまう。という人もいるようだ。
「顔はあんまり気にしない。誰に対しても分け隔てなくニコニコしてる人だと嬉しい」
職場ではなく病院だったら、イケメンより”おじさん”に担当になってほしいという声も散見された。
「歯医者さんがイケメン。マジで困る。おじいちゃん先生がよかった」
「妊娠中大学病院に入院していて担当医はおじさんだったんだけど、1回だけ内診にイケメン研修医が当たってなんか恥ずかしかった」
イケメンが担当になると緊張してしまい、普段通りのコミュニケーションが取れないこともある。特に医療関係の担当がイケメンになると、自分の生活リズムを話したり身体を見られたりといったことがあるため避けてほしい=おじさんがいい、という声が寄せられている。
ただ、職場や病院などあらゆる場面において、
「顔はあんまり気にしない。誰に対しても分け隔てなくニコニコしてる人だと嬉しい」
という人も。当然ながら、スキルは個人によるもので、容姿や年齢などは関係ないはずだ。
「イケメンがいい」にせよ「おじさんがいい」にせよ、あまりにも先入観がありすぎるようにも感じられる。ただ、イケメンにあこがれを抱きつつも、いざ対峙すると困惑する人は多いといことだろう。「イケメンは遠くで見ているくらいが丁度良い」と考えている人が多数派なのかもしれない。