オーネットは5月12日、「新生活における、自然な出会いに関する実態」の調査結果を発表した。調査は4月にネット上で実施し、20歳~34歳の独身男女962人から回答を得た。
直近3か月の新生活で「自然な出会い」があったと答えた人は23.5%、「なにもなかった」と答えた人は70.0%にのぼった。コロナ禍で職場や学校での新規の出会いが減っている可能性もありそうだ。
「ナンパで出会った」という強者も
年代ごとに見ると、「自然な出会いがあったか」と回答した人は20~24歳では32.4%だったのに対し、30~34歳では15.4%しかいなかった。
新生活であった「自然な出会い」の具体的な場面としては、「職場」(35.0%)が最も多く、次に「趣味の集まり」(27.2%)、「SNS」(25.2%)、「友人・知人の紹介」(23.3%)などが挙げられた。なかには「ナンパ」(17.0%)、「オンライン飲み会・イベント」(14.6%)といったものもあった。
男女別に見ると、男性は「趣味の集まり」(31.2%)が最多で、次いで「SNS」(27.2%)、「友人・知人の紹介」(24,0%)、「職場」(24.0%)だった。
一方女性は「職場」(44.5%)が最多で、「SNS」(23.6%)、「趣味の集まり」(23.6%)、「学生時代の友人・知人」(22.7%)と続く。「職場」と回答した人が女性では半数近くになる一方、男性では2割にとどまっている。
男女ともに「SNS」での出会いが2位となっているのは、コロナ禍における出会い方を象徴しているのかもしれない。