40代女性が13日で辞めたブラックエステ会社「常に監視カメラで映像・音声を監視され、文句の電話がかかってきた」 | キャリコネニュース - Page 2
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40代女性が13日で辞めたブラックエステ会社「常に監視カメラで映像・音声を監視され、文句の電話がかかってきた」

40代の女性(事務・管理)は、職場の労働条件のブラックぶりを嘆いている。

「有給休暇なし、残業代なし。経費の立替払いの日常化。最低賃金を下回っている正社員の給与。夏休み、正月休みはほぼなしの正社員。徹夜で仕事する正社員」

女性は、正社員で働くことがむしろデメリットと感じているのではないか。

30代の男性(サービス・販売・外食)は、「求人票に記載されてある基本給より、実際の基本給がだいぶ低かった」と労働条件の不満を切り出し、

「1日の拘束時間が基本15時間、ひどい時は40時間勤務、残業代なし。盆正月、大型連休休みなし。昇給なし。ボーナスはあるが寸志程度」

と酷い勤務実態を明かす。これほど働いても基本給は低ければ、労働意欲も失われるだろう。労働法違反の疑いもありそうだ。

エステ機器に詳しくない男性社長「ヘッドを通電させたままスタッフの腕に押しあてた」

40代の女性は、勤務していたエステサロンをわずか13日で辞めた。そこは「温浴施設プロテュースが本業の男性が、新規オープンしたエステ」で、女性はオープニングスタッフとして就職。ところが、エステが本業ではない男性社長の運営は酷いものだった。

「外部から(講師が)技術を教えに来ると言っていたのに、『エステ試験の教科書通りの手順で良い』と言われた。休憩室、廊下、カウンター付近に計4台の監視カメラがあり、社長がサロンに来ない日も、常に映像・音声を監視していて文句の電話がかかってきた」

この”監視カメラ”は、社長自ら「防犯でなく監視カメラ」と言ったそうだ。社長の理解しがたい言動は他にもあった。

「(社長は)特定商取引法の契約書を『要らなくない?』とか言ってきた。使い方に詳しくないのに知ったかぶり、(エステ機器の)ラジオ波のヘッドを通電させたままスタッフの腕に押しあて、翌日も残る(ほどの)痕をつけた。機嫌が悪いと朝から理不尽に怒る。何のこだわりもなく、オイル、カルテ、メニュー、値段などもほぼ丸投げ」

まともな教育訓練もせず、エステ業務はいいかげん、監視の目だけは厳しいというブラックぶり。女性が13日で退職を決めたのも納得だ。ブラック体質に染まる前に退職する勇気も、時には必要かもしれない。

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