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「始発出勤・終電帰り。これで給料12万円」「時給換算したら540円」 2~3か月で退職した女性たち

残業女性

画像はイメージ

新たな職場に入っても、「ありえない労働時間」「酷い人間関係」だと分かれば、すぐに辞めたくもなるだろう。キャリコネニュースには、仕事を即行で辞めたことがある読者から、さまざまな体験談が寄せられている。(文:コティマム)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「労働時間がえげつない。時給を計算したら540円だった」

福島県の50代女性は、福祉の仕事を2か月で退職した。その理由は「労働時間がえげつない」からだ。

「求人票では朝8時半から夕方6時までとあったが、実際は朝7時半から朝礼があり、夕方は6時から始めなければならない仕事があった。時給を計算したら540円だったのでばかばかしくなって辞めた」

さらに女性を悩ませていたものがあった。

「人間関係もひどかった。上司の女性はパワハラでいつも威圧的な態度。女性社員も陰でお互いに悪口を言いあっていてギスギスしていた。(辞めて)スッキリした」

上司の強要「昼休憩取らなくても、取ったと書くのが普通だよね」

労働時間や人間関係が合わなければ、その職場でずっと働きたいという気持ちは失せてくる。埼玉県の40代女性も、こうした理由から某通信会社の事務職を3か月で辞めた。

「始発出勤終電帰り。お昼休みは大体16時頃。電話が鳴ったらすぐ仕事のため、(食事が)一口で終わる時もある。休みの日は当たり前のように『会社来い』と言われ、無賃金で仕事」

「それでいつもオーバーワークしてるのに、リーダーが全く理解せず『悪いんだけどさぁ、アポ取るのにそんな(時間)かからないでしょ?』と、5日以内に2000件以上営業に回すリストを作る」

こうした長時間労働や無茶振りに加え、人間関係や給料も良くなかったという。

「トイレに行こうとすると怒られる。昼ごはんが食べられない分をタイムシートに正直に書くと、『昼休憩取らなくても、取ったと書くのが普通だよね』。これで給料12万円。税金等引かれたら暮らしていけない」

こうした状態を3か月続けた結果、女性はうつになり退職。「まだ(あの職場に)いたら仕事と人間に殺されてしまうと身の危険を感じた」と綴っている。心と体を病む前に、自分の身を守る行動をとることが大切だ。

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