男性は「現在、小さいながらも経営側の人間です」として、自社では「飲み会ではなく寸志」を出しているという。経営者としても個人としても「いかに職場の飲み会が必要ないか」、賛成派への批判を交えて語った。
「コミュニケーション等は仕事中に取る分で十分です。賛成派は、本音、情報収集、ストレス発散と言ってますが、飲めない、ましてや下っ端が本音なんて言えないし、酔った上の発言や記憶は正確性に欠けるのでは。(飲んで行った悪行はきれいさっぱり忘れてるくせに)嫌々来ている方は逆にストレスです」
男性の父親も会社役員で、中間管理職のころは「飲み会は必要」と言っていたという。しかし、現在は「ごまかし」、「やりたい人だけでやればいい」と考えを改めているそうだ。男性はこれを好例として
「年配世代の意見が分かれるのは、知識、常識、スキルを時代に合わせてアップデートしてきたか否かだと思います」
と厳しく指摘した。男性から見ると、飲みニケーションに励む中高年は「成長できていない人」ということになるのだろう。