「うちは容姿を重視しているの。失礼だけど、ちょっとぽっちゃりね、お客様の前に出れる?私はいま生理二日目だからこんなニキビ顔になってるけど、普段は違うわ」
そう言われた女性は「あ、そうですか…」と思いながら、即辞退するつもりでいたという。 だが、店長の態度は「延々とぽっちゃりいじりが止まりませんでした」と失礼なことを言い続けていたようだ。
女性は納得いかない様子でこう回想する。
「自分で言うのもなんですが、その頃は京都祇園の某ラウンジでバイトをしていて、そこそこ売れっこだと自負していましたし、容姿にもわりと自信がありました」
「なので、痩せ女店長からするとぽっちゃりに見える私からすると、お世辞にも綺麗とは言えない女店長に言われたくないやと悔しい気持ちでいっぱいでした」
そのときは「お店のスタッフたちがくつろいでいる様子が見える応接室」で面接をしていたため、
「私なんかよりぽっちゃりさんもいましたし、みなさん普通…。でもニコニコしていて暖かさはありました。あんな女店長さえいなければ働いてみたかったけど」
と悔しさをにじませた。結局採用されなかったようだが、「それから一年もしないうちに潰れていました」と後日談を報告している。
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