友人が経営する会社で「子会社をつくるからお前が代表になるんだ」と責任と借金を押し付けられそうになった男性 | キャリコネニュース
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友人が経営する会社で「子会社をつくるからお前が代表になるんだ」と責任と借金を押し付けられそうになった男性

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友人が代表を務める会社で理不尽な経験をした男性から経験談が寄せられている。転職を何度か経験して来たという40代男性(大阪府/エンジニア/年収600万円)は、前職で理不尽さに耐え燃え尽き症候群のような状態になっていた頃、友人が代表を務める会社から引き抜かれ、共通の知人と2人で入社することになった。

「代表(友人)は、『大手メーカーから引き合いが来ている!顧客の方から来るので営業はいらない!日本の衰退した産業を活性化するんだ!』などなど、大きな夢を語る人でした」

と当時を振り返った。(文:林加奈)

「補助金とか併せて5000万円くらいの融資を受けるんだ」

そんな友人の会社には「技術力はある」と信じて入社した。ところが「代表(友人)の話は全て夢、願望だったのです」と続ける。

商品がほとんど売れていないにもかかわらず、経費がかさむため、代表(友人)の話はコロコロ変わり、ついには

「俺はやりたいことをやる。子会社をつくるからお前が代表になるんだ。一緒に入社した共通の知人は使えないから、お前が面倒を見ろ。金融機関との実績をつくった方がいいから、補助金とか併せて5000万円くらいの融資を受けるんだ」

と「責任と借金の両方を押し付けられそうに」なったという。

うまくいかなかった事業を部下に丸投げし借金を背負わせ、新たな事業を始めようとしている友人は、かなり無責任だ。男性も

「あまりに理不尽だったので断ったら、まるで何事もなかったかのようにこの後も普通に接してきたので衝撃的でした」

と、顛末を綴っていた。

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