年収や職種に関係なく、仕事にストレスは付き物なのだろう。40代後半の男性(東京都/企画・マーケティング・経営・管理職/年収750万円)は、「グループ20000人、本体6000人規模の本体に所属」し、「IT企業の開発組織で企画職」をしているという。男性にとって、一体どんなことがストレスなのだろうか。(文:長田コウ)
「この環境で新規事業なんてやってられないです」
男性は、こう愚痴をこぼす。
「上司がプロジェクトマネージャー(PM)上がりの人間なのでビジネス側の経験に疎いくせに、PM上がりのためマイクロマネジメントを当たり前のようにやります」
マイクロマネジメント、つまり部下の仕事を事細かく管理し、指示を出してくるようだ。「あれはやって良い、あれはダメ、報告をせよ、自主的に動け、計画のレビューをしてない」といった具合で、男性は上司のことを「ヒドい感性の持ち主」と綴る。しかし男性の職場では「年齢や中途採用など関係」なく「職位が高い=職位の低い人より正しい、教える立場」という考えが根付いており、逆らえない様子。
「この環境で新規事業なんてやってられないです」
と締めくくる男性だが、職場の発展のためにも、働きやすい環境が手に入ることを願うばかりだ。
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