女性は高校を卒業後、大学病院に就職。大学へ進学した友人は、卒業してすぐに結婚した。「結婚式には行きませんでした。招待状も来なかったし」と振り返る女性。ところが……
「子どもが生まれてから何度も連絡が来て、『自宅に来い』って。私は仕事が忙しく行けず。一度行ったら、旦那自慢と子ども自慢。『仕事なんかしてないで、早く結婚しなよ』とうるさくて。毎年子どもの写真入りの年賀状を送ってきて『結婚はまだ?うちの子はもう何歳よ』とか『七五三です』とか諸々」
と、ひたすらマウントを取る友人。できるだけ早くフェードアウトしたほうがいいのは明白だろう。しかし、女性と友人との関係はまだ続いた。
「携帯も、通信手段はすべてブロックしました」
女性はちょうどそのころ、交際していた男性との間に子どもが授かった。ところが精神的にショックを受け流産してしまった。もともと婦人科の病気を患っていた上に、交際相手の男性は実は既婚者で、独身と嘘をつかれ、名前も偽名であることが判明したからだ。「うつ病も悪化し、最悪な状態」だった。
そんなときに友人がたまたま電話してきた。心身ともに弱っていたためか、胸の内を明かした女性。すると案の定、
「不倫してたの?自業自得じゃん。新しい男見つけなよ。子どもなんかまた作ればいいんだよ」
などの「かなりひどい残酷な言葉」をかけられ、悔しさと悲しさで涙が止まらなかった。その後も友人から年賀状が送られてきたが、「上から目線で、逆なでするようなコメント」が書かれていたため、「無視して資源ごみに出しました」と突っぱねた。
「もちろん返事は出しません。携帯も、通信手段はすべてブロックしました。今は何をしているかわかりませんが、今でも思い出すとつらいですね。私は結婚せず、子どもはおらず、老いた親と愛猫と幸せに暮らしております」
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