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職場のトイレ利用中に「誰が使ってるんだよ!」と怒られた女性 即行で退職

画像はイメージ

職場のよくわからないルールが退職のきっかけになることもある。関東地方に住む40代後半の女性(サービス・販売・外食)は、ある食品工場で働いていた10年以上前の出来事が忘れられない様子で投稿をくれた。

その工場では、主に土産物店で販売する食品を作っていた。働き始めた頃のある朝、事務所のトイレを使ってから作業場に行くと、

「工場の作業員は事務所のトイレは使わないで、工場のトイレを使って」

と言われた。おそらく何らかの理由があるのだろう。女性は「多少不便ですが、言われたとおりにしていました」と振り返る。しかしある日の朝、衝撃的なことが起きてしまう。(文:篠原みつき)

事務所のトイレを使っていたら「誰が使ってるんだよ!」

「時給は850円で、午前8時半から午後3時、昼休憩が1時間のパート」として雇われた女性。工場のトイレを使うよう言われていたが、あるとき、やむを得ず「事務所のトイレ」を使ってしまった。

「遅刻寸前で、どうしても我慢できず、事務所のトイレを使ったところ『誰が使ってるんだよ!』と言う男性社員の声がして、びっくりしました」

ちなみに事務所のトイレは男女共用だったという。数少ないトイレを先に使われたことへの怒りなのか、工場の作業員が入っている疑いに激怒していたのかは不明だが、トイレ中にそんな声が外から聞こえたら恐怖でしかない。突然の怒声におびえた女性は、その「男性社員が居なくなってからこっそりトイレを出た」そうだ。

ただ、このトイレ使用に関しては不可解な面があった。

「私の後に3人ほど女性のパートさんが入ってきたのですが、一か月経っても、仲良く事務所のトイレを使っていることに、何で?と思いました」

つまりそこまで厳密なルールでもなかったのだろう。偶然とはいえ1人だけ怒られた女性が納得いくはずもない。実は工場では一部の原材料や賞味期限の偽装が行なわれていたことも明かし、

「エ!?これいいの?と思いましたが、まわりが当たり前にやっているので、やらないわけにもいかず、本当に嫌でした」

と苦い記憶を打ち明ける。こうしたこともあり、その後半年も経たずに辞めたそうで、ダメージは相当なものだったようだ。

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