「否定から入る上司」は、部下のやる気をそぎ落とす。投稿を寄せた30代のエンジニア男性は、上司の心無い言動が招いた最悪の結果を語った。
その日はチーム全員が新しいプロジェクトの進め方について議論するミーティングが開かれていた。そこで、男性は「効率化のためにツールを導入してはどうか」という提案をした。
「この提案は事前にデータを収集し、コストや導入後のメリットも資料にまとめて臨んだものでした。しかし、上司はその資料に目を通すこともなく、『そんなのは無駄だ。君はもっと現実を見ろ』と一言で否定。その後、何の具体的な代案も示さず、別の話題に切り替えられました」
部下の努力を無下にする上司の言動は、チーム全体の士気を低下させた。
「他のメンバーも私の提案に賛成していたため、その場の空気が一気に冷え込みました」
男性だけではなく、多くのメンバーが失望する結果になってしまった。
「結局、そのプロジェクトは効率が悪い方法で進められ、納期も遅延しました。 結果として、チーム全体のモチベーションが下がり、他のメンバーも積極的に提案しなくなりました」
納期の遅れに職場の士気低下と、上司が招いた損失は大きい。何より、プロジェクト成功のために時間を割いて提案を練った男性が不憫である。
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