開店した当初は、客に「トイレを使ってもらっていた」と振り返る。ところが、
「ある日カギを壊してそのままで誰も気付かず、その上汚したまま水も流さず放置された事があった」
鍵を破壊し汚したままで放置という酷い利用者がいたせいで、男性はその日から「トイレは無い」と断り続けたそう。
「たまたま隣がガソリンスタンドだったからそちらへといざなった。そして外から鍵をかけて使用させないように徹底した」
しかし、コンビニが国道沿いに位置していたため「暴走族が毎日騒々しかった」という問題もあった。ある日、暴走族たちが「トイレトイレ」と騒ぎ出したため、男性はこんな反撃に出たという。
「愛犬を吠えさせて追っ払った。それも大型犬。挙句は玄関前に座らせていた。もちろん深夜だけ」
男性は「思い出すなあ」としみじみ書いているが、営業的にはきつい状況だっただろう。あるときは何十台というバイクが暴走し、さすがに「シャッターを閉める事に決めた」という。バイトが暴走族を怖がり、深夜勤務はオーナーである男性一人だったため、深夜の営業を諦め「明け方5時まで閉めた」と振り返る。
現在は年金生活だという男性は、冒頭の通り最悪の経営を回顧し、こうまとめた。
「24時間はきついよ。辛い時期があって今がある」
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