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サラリーマンにとってボーナスは心躍るものだが、経営者が適当なことを言って支払いを誤魔化すことも。投稿を寄せた50代男性は、かつて働いていた職場で、そんな騙されたような経験をした。
「入社時はボーナスも出すと口では言ってたんですが、実際はボーナスも出ず。で、一度だけ社長が『ボーナス出すから』と言った時がありまして期待してた時がありました」
男性はその後、強烈な肩透かしを食らうことになる。(文:湊真智人)
「その後一度たりともボーナスなんてでませんでした」
当時は給料が手渡しで、「給料とボーナス持ってきたよ」と社長から袋を受け取った男性。しかしその手触りに疑問を抱いた。
「あれ?いつもと変わらない分厚さの袋だな」
すると社長はその訳を説明し始めたのだが、男性には「理解できない日本語」にしか聞こえなかった。その驚きの論理は以下の通りだ。
「今月から締め日を変えた。だから本来は今日渡す分の給料は少なくなるんだが、いつも通りの給料を持ってきてやった。その差額分をボーナスだと思ってくれ!」
締め日が変わったことで本来は減額されるはずの給料を、いつも通り支払った。その“減らされなかった分”がボーナスだ、という理屈のようだ
いくらかは不明だが、確かに締め日の変わり方によっては調節月だけ給料が減ることもある。ただ、減らなかった分をボーナスだと言われてもピンとこない
あまりの言い分に男性も面食らったようだ。
「私の理解が追いつかずポカンとしてる間に足早に帰っていきました」
こうして煙に巻かれた男性。もはやボーナスへの期待は失せたことだろう。なお、「その後一度たりともボーナスなんてでませんでした」とのこと。締め日変更に伴うボーナスに関しては、社長が給与計算するのが面倒くさかった、というだけの可能性もありそうだ。
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