「上司から、『次の土日に偉大なる創業者の英霊が眠る〇〇山で泊りがけの研修を行なうので必ず参加する』ように言われた。ちなみに休日を2日も潰して手当等は一切なし。あくまで『任意』という扱いらしい」
その指定された日程は、男性が趣味の空手の試合にエントリーしていた日と重なっていた。
「参加費用もすでに振り込み済みであったため、『その日は試合なので無理です』と言った所、『そんなことくらいじゃ休めないよ』と言われた。さすが、『有休は絶対厳禁』を公然と掲げるブラック企業」
男性が新卒から働いている同僚から聞いた「新人研修」は、「さらに目茶苦茶だった」と明かす。
「とある運動場に連れて行かれ、500の水の入ったペットボトルを一本だけ渡され、後は炎天下の中、1日中行進をさせられたらしい。最初に渡されたペットボトル以外の水分補給は一切禁止。『各自で配分を考えるように』だそうで」
このような研修を実施する会社について、男性は「同僚達は、こんな会社はおかしいと思いつつ働いている。中途入社組は、本当にすぐに辞めていく」と語り、
「やはり、新卒から洗脳するのが肝要なようだ。もちろん自分も、こんな会社は即行で辞めた」
と述べ、早々に退職したことを明かした。
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