一方で、理不尽な職場に見切りをつけたのは、神奈川県に住む50代女性(建築・土木技術職/年収650万円)だ。
前職で女性は、資格職として入社。数日違いで入社した男性は数年で係長になったが、自身はいつまでも平社員のままだった。
不審に思い社長に理由を尋ねると、信じられない答えが返ってきたという。社長は、ある事務の女性社員を引き合いに出し、彼女は入社10年で主任になったと説明。
「それに女性社員の給与の最高額近くを出しているから、あなたを昇進させると彼女の給与を超えてしまうから」
個人の能力ではなく、性別やほかの女性社員との給与バランスを理由に昇進させないというのは、あまりに理不尽だと感じただろう。女性は「資格を使って仕事をして、資格者登録までして働くということが、事務職と同じ程度のリスクでしかないとでも?」と憤る。
会社の姿勢に愛想が尽きた女性は、転職を決意した。
「さっさと転職。今では『昇進しなさい、昇給しなさい』と言ってくれる上司のもとで働いています」
理不尽な職場で悩み続ける必要はない。思い切って離れることも、キャリアを築く上での重要な選択肢の一つだ。
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