しかし営業の世界は、想像以上に過酷な現場だった。
「何をやってもうまくいかず、結果を出してる人間にやり方を聞いて真似てみたがダメ」
特に、住宅の営業の時は心が折れてしまう出来事に多々直面したそう。
「客の希望に合う土地がそもそも無い、範囲を広げて希望に合いそうな土地があっても連絡つかなくなる、契約出来そうになれば連絡がつかなくなる、連絡が取れていても融資が通らない、インフルに罹ったというから治るまで待ってたら他社と契約されていた」
こんなことが続いていては、心が折れてしまいそうだ。追い打ちをかけるように、社内でのプレッシャーも男性を苦しめた。
「色々あって客が信用出来なくなったのと、契約取れない営業は要らないと上層部が会議で言っていたようなので(出席者から聞いた)嫌になった」
顧客への不信感と会社からの無言の圧力。これ以上この仕事を続けるのは無理だと感じたのも無理はない。
※キャリコネニュースでは「自分には合わなかった仕事」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/0Z10DUUI
【あわせて読みたい】
「5缶が通常ペース」営業所で缶ビールを飲む女性社員、ついに役員に呼び出される
【あなたの投稿募集中!】職場で「それ、おかしくない?」と思った瞬間は?/上司に反抗したエピソード/恋人に冷めた瞬間…ほか


