
画像はイメージ(AIで作成)
経営者の振る舞いが非常識だと、社員のモチベーションは一気に下がるものだ。東京都の50代女性(事務・管理)は、勤務先の社長の奇行に絶句したエピソードを寄せた。
その会社の社長は創始者の息子で、おそらく50代だったという。「趣味をもっては飽きて次へ…というタイプ」だったそうだが、ある時、とんでもない行動に出た。
「手品のタネを顧客の葬儀の場へもっていき、弔問客の子供の前で披露したときは驚きました」
当時、社長は手品に凝っていたようだ。(文:篠原みつき)
「葬儀の場にわざわざタネを用意するのもどうかと思う」
しかし、いくら子どもが退屈していたとしてもTPOというものがある。女性も「確かに幼い子供にとって、葬儀の場は知らない人がたくさんいるし、楽しい場ではないとは思います」と理解を示しつつも、こう苦言を呈した。
「でも、人の死について教えることができるチャンスだし、マナーも学べると思うのです。葬儀の場にわざわざタネを用意するのもどうかと思うし、顧客の手前、きちんとした社長でいてほしかったです」
厳粛な場での軽率な振る舞いに、女性はすっかり呆れてしまったようだ。
役所でも手品を披露していたことが発覚
社長の「手品ショー」は葬儀の場だけではなかった。
「その後、仕事で行った役所やありとあらゆる場で業務時間中に手品を披露していたことが発覚し、これはダメだなと退社を決めました」
サービス精神が旺盛で悪い人ではなさそうだが、会社の顔である社長がこれでは、社員が愛想を尽かすのも無理はない。
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