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職場での何気ない会話が、相手を深く傷つけてしまうことがある。悪気がなかったとしても、受け取り手がどう感じるかは別問題だ。投稿を寄せた40代女性は、職場で年齢の話になった際、相手から言われた言葉に引っかかりを覚えたという。
「自分の年齢と一番上の子の年齢を聞かれた為答えたら『じゃあやり直せるわね!』と言われ」
相手はおそらく、「子育てが一段落して、これからは自分のために時間を使えるね」というポジティブな意味で言ったつもりなのだろう。しかし、女性の受け止め方は違った。(文:長田コウ)
失敗した人生を取り戻すチャンスと言われた気分
女性は心境を明かしている。「悪意は無いのだろうし、恐らく子供が育ち上がってから自分の自由な時間が持てるね!と言いたいのだろうけど」と理解しつつも、こう書いている。
「“やり直せる”という表現に“『失敗した』人生を取り戻すチャンスが有るわね”と言われた感じがしてモヤモヤした」
これまでの子育て期間や人生を否定されたような気持ちになってしまったのだろう。
同じく投稿を寄せた60代女性はこんなことを言われた。ある時、職場で顧客からのクレームが発生した。
「若い子に『接客しましたか?』と聞かれ『してないよ』と答えると『じゃー誰なんだろう…』って言われてムカつきました」
単に事実確認をしただけ、ともとれるが女性は「真っ先に聞かれた」という点がモヤモヤする点だった。「私だと見当つけたってことですよね」と書いている。
トラブルが起きた時、一番に疑いの目を向けられるのは誰しも不快に感じる。経験を積んだベテランだったからこそ、なおさらプライドが傷つけられる出来事だったのだろう。
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