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ボーナスの増額は働くモチベーションを上げるだけでなく、勤務先の業績も映し出す。額が上がれば安心感も増すだろう。
メーカー勤務の40代男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収750万円)は、昨年の140万円からさらにアップし、145万円が支給されたという。今の金額だけ見れば高額だが、10年ほど前までは額面で40万円ぐらいだったという。そこから、
「海外向け製品が売れるようになってからトントン拍子で上がった」
ということで、企業の業績アップがそのまま賞与に反映された形だ。10年で3倍以上の伸びであり、夢のある話だ。(文:篠原みつき)
「10万円程度でちょっぴり贅沢ですかね」
支給額は大幅に増えたものの、全額を豪遊に使うわけではないようだ。
「子どもの貯蓄と住宅ローン返済にほぼ使われて、10万円程度でちょっぴり贅沢ですかね」
堅実な使い道だが、それでも自由に使えるお金が10万円あれば、心にゆとりも生まれるだろう。
一方、金額は増えてもモヤモヤを抱える人もいる。愛知県の50代女性(営業事務/年収500万円)は、昨年の50万円から58万円に増額された。
年々支給額が増えていることには納得しているものの、会社の仕組みに不満があるようだ。
「査定評価制度がない為、自分がどんな感じで評価されているのか全くわからないのが不満です。モチベーションが上がらない」
金額アップは嬉しいが、その根拠が不明確だと「次は下がるかもしれない」という不安や、「何を頑張ればいいのか」という迷いが生じるものだ。女性は使い道について「とりあえず貯金します」と結んでいた。
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